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京成上野駅リニューアル着手 多言語案内所など刷新 訪日客の利便性向上へ

6/4(日) 10:13配信

千葉日報オンライン

 京成電鉄(千葉県市川市)は、京成上野駅(東京都台東区)のリニューアル工事を始めた。増加が続く訪日外国人旅行客の利便性向上へ、多言語対応の観光案内所を一新し、手荷物を預かるサービスの導入を検討するほか、スーツケースを持ったままでも通りやすい幅広改札機を増設する。2019年3月に全面開業する予定だ。

 訪日客対応では他に、同駅と成田空港を結ぶ特急「スカイライナー」の発券窓口を2カ所から4カ所に増やし、外国語が話せるスタッフも配置する。

 また、東京メトロ日比谷線・銀座線への乗り換えを分かりやすくするため案内看板を新設したり、改札内トイレをすべて洋式化する。構内には新たなテナントも誘致する予定だ。

 上野公園に近い立地を踏まえ、建物のデザインは「緑や文化との融合」をテーマとした。柱に木目調の建材を使う、床や壁に石の柄が入ったタイルを張るなどして、公園内の自然や建築物のイメージを取り入れる。

 同社担当者は、国立西洋美術館が世界遺産に登録されるなど「上野エリアの注目度は高まってきている。駅にも魅力を感じてもらえるよう利用しやすい駅を目指す」と話した。

 同駅リニューアルは、17年度の鉄道事業設備投資計画の一環。同計画には、駅・車内案内の多言語化や日暮里駅へのホームドア設置、お花茶屋駅駅舎の耐震補強工事などを盛り込んだ。総投資額は前年度比33%増の157億円を計上した。