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内川不在でもホークス強力打線 新4番デスパ先制弾&柳田2発、2人で全7打点

6/4(日) 9:30配信

西日本スポーツ

■初回にいきなり

 ◆DeNA3-7ソフトバンク(3日・横浜スタジアム)

 悲痛な思いでチームの勝利をベンチ裏で祈っていた主将を、強力打線がすぐに安心させた。初回。内川の代役として今季初の4番に入ったデスパイネが、仕事を果たした。平良の投じた外角カットボールを、一閃(いっせん)。ライナー性の強烈な打球を右翼席へ突き刺した。「走者をかえすことだけを考えた」と事もなげに振り返る先制3ランは、リーグ単独トップの16号。主将不在の打線を、試合開始早々に勇気づけた。

【写真】空振り後「ピキッとなった」表情をゆがめる内川

 試合前、出場選手登録抹消が決まった内川から「4番は任せた」と、声を掛けられた。「内川さんがいない間は自分だけでなく、チーム全員で穴を埋めていかないと。内川さんには、一日も早く戻ってきてほしい」。治療に専念しての早期復帰をアシストするためにも、主将が戦列に復帰するまでは、4番として打線をけん引していく覚悟だ。

 同じくクリーンアップを担う男も、その思いをバットで示した。5回だ。先頭で打席に入った柳田が、平良の投じた外角ボールゾーンへと逃げていくシンカーを、体勢を崩されながらも捉えた。規格外のパワーに裏打ちされた打球は、左中間席に着弾。2回以降、毎回得点圏に走者を進めながら無得点が続いていた中、10号ソロで貴重な追加点を奪い、嫌な流れを払拭(ふっしょく)した。

 「いいスイングができた。勝利に貢献できることが一番」と、5年連続2桁本塁打に気をよくしたのか、柳田は1点差で迎えた9回も豪快な一発を放った。1死一、三塁から砂田の初球ストレートを、代名詞のフルスイング。高々と舞い上がった打球は右翼席に飛び込む貴重な11号3ランだった。

 2年前のこの日は同じ横浜スタジアムのスコアボードを“破壊”する衝撃弾を放ち、今度は今季初の1試合2発。打率も4月中旬以来となる3割に乗せた。工藤監督は「ウッチーがいない中でも、みんながああやってフォローしてできたのはよかった」。4番の離脱すら感じさせない強力打線が、まだまだセの投手陣に襲い掛かる。

=2017/06/04付 西日本スポーツ=

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