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【F1】ウイリアムズ副代表、ストロールへの批判は「全くもって不公平なもの」と一蹴

6/4(日) 21:48配信

motorsport.com 日本版

 ウイリアムズのチーム副代表であるクレア・ウイリアムズは、ストロールへの批判を言う人は、F3からF1への移行の難しさを忘れた人々が行う「非常に不公平」なものであると話した。

【写真】モナコGPのFP2では、“ゲームでも同じ場所“でクラッシュしたというストロール。マシンは大きくダメージを負った

 今シーズン、ストロールはまだポイントを獲得できておらず、4レースでリタイアとなっている。一方チームメイトのフェリペ・マッサは、20ポイント獲得している。

 ストロールは、中国GPではオープニングラップでセルジオ・ペレス(フォースインディア)と接触。バーレーンGPではカルロス・サインツJr.(トロロッソ)とクラッシュ。ロシアGPのオープニングラップでもスピンを喫し、モナコGPではブレーキトラブルでリタイアしている。

 スペインGPでは、マッサがオープニングラップでフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)とクラッシュしてタイヤを傷め、2周目にはストロールとマッサの差は50秒以上もあった。しかし最終的には、ストロールはマッサから11.5秒遅れでレースを終えた。

 ストロールは、自身への批判を“おかしなもの“だと説明し、批判を無視して仕事に集中するだけだと主張した。

 チーム副代表のクレア・ウイリアムズはmotorsport.comに対し、「彼には時間を与えるべきだと考えています」と話した。

「これまで見てきたものはとても無礼であり、正当な理由があるとも、フェアだとも思えません」

「彼は若い子供です。人々はそのことを忘れています。彼らはF3からF1への移行がどれほど難しいかということも忘れているし、誰もF1に乗ることはありません。そしてすぐにルーキー全員を批判します。これは現実的ではありません」

「私たちは最初から、彼が自分自身を慣れさせるために時間が必要だと言ってきました。これまでの6レースを行った全てのサーキットでは、彼は走行経験がなかったのですが、彼はよく準備していました」

「彼がリタイアした時はきまって、彼のミスではありませんでした。それゆえ、これまで彼に向けられてきた批判は、非常に不公平なものです」

 クレアは、ストロールはいずれ良くなるだろうと彼を支援した。また彼女は、統計的に見ると、彼のルーキーイヤーの成績は、今では何度もポイントや表彰台を獲得しているドライバーたちのものと似ていると話した。

「F1で優勝経験のあるドライバーのルーキーイヤーの統計を見ると、彼らの成績はとても似ています」

「批判をし始める前に、これまでの前例を見る必要があります。残念ながら、彼は6レース中4レースでDNF(完走できず)となっています。ドライバーの成績が似ていることを思い出し、もう少し彼のことを寛大な目で見てやれば、いいことでしょう」

「彼はカナダに行くことを楽しみにしていますが、彼の方には大きなプレッシャーがのしかかることでしょう。それにカナダは難しいトラックです。ですが、彼は良い順位でレースを終えるに値するドライバーです」

Lawrence Barretto