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【MotoGP】イタリアGP決勝レポート:ドゥカティのドヴィツィオーゾが母国で優勝。ロッシは4位で表彰台逃す

6/4(日) 22:05配信

motorsport.com 日本版

 MotoGP第6戦イタリアGPの決勝、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾが母国で今季初優勝。イタリアの英雄、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は4位となった。

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 ムジェロ・サーキットにはスタート前から陽が差し始め、路面温度42度というコンディションで23周のレースがスタートした。

 2番グリッドスタートのロッシが素晴らしいスタートを決め、チームメイトのマーベリック・ビニャーレスを交わしトップに浮上。ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)はロケットスタートで7番手から一気に3番手にジャンプアップした。

 ロレンソはヤマハ2台のスリップストリームを使い、一気に先頭へ。止まりきれずに2番手となったものの、続くコーナーですぐさまロッシを抜きトップに立った。

 ロッシはロレンソをその周のうちにターン10で抜き返すが、ストレートで再び先行を許した。ロッシはもう一度ターン10でオーバーテイク。そのタイミングを上手く利用し、ビニャーレスがロレンソを交わし2番手を獲り返した。彼はそのまま、ロッシ得意のターン10でチームメイトのインに飛び込みトップに浮上した。

 ドゥカティ勢はストレートスピードに関して大きなアドバンテージを持っており、ロレンソを交わしたドヴィツィオーゾがヤマハの2台に襲いかかっていく展開となった。

 ドヴィツィオーゾはロッシを交わし2番手に上がると、ビニャーレスの後ろについて隙を伺った。

 4番手にはダニーロ・ペトルッチ(プラマック)がつけ、じわじわと先頭集団との差を詰める一方で、5番手のマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)以降は8周目までに約1.5秒ほど離された。

 マルケスは、アルバロ・バウティスタ(アスパル)にも先行を許し6番手。ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)は10番手までポジションを落とした。

 残り10周となり、ドヴィツィオーゾがビニャーレスを交わし先頭に。そのままファステストペースでビニャーレスに対するギャップを築きにかかった。ペトルッチは最終コーナーでロッシ、ビニャーレスを2台続けて攻略。これでドゥカティ勢、そしてイタリア人の1-2となった。

 ミスがあり遅れをとったビニャーレスは諦めずにペトルッチに追いつき、残り4周のターン1でペトルッチをオーバーテイクした。しかしこの間、先頭のドヴィツィオーゾは約1.2秒のギャップを築いた。

 ファイナルラップに入り、その差は約0.8秒。最後までこの差は埋まらず、ドヴィツィオーゾが今季初優勝を挙げた。この結果、Moto3クラスからMotoGPクラスまで、3クラス全てでイタリア人が優勝を果たすこととなった。ドゥカティにとっても母国イタリアで嬉しい優勝となった。

 ビニャーレスは最後まで諦めない走りで2位。3位ペトルッチは母国で嬉しい表彰台獲得となった。イタリアの英雄、ロッシは4位で表彰台を逃す結果となった。

 マルケスは最後までバウティスタを抜けず5位。ペドロサは、ファイナルラップでカル・クラッチロー(LCRホンダ)のインに入った際に転倒。クラッチロー共々リタイアという結果に終わってしまった。

松本和己