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依知南小でCSスタート 学校拠点に子育て議論

6/4(日) 15:35配信

カナロコ by 神奈川新聞

 厚木市教育委員会は本年度から、地域住民らが参画した学校運営協議会制度「コミュニティ・スクール(CS)」をスタートさせた。最初の設置校になった市立依知南小学校(同市下依知)で3日、委員の委嘱式が行われた。

 2004年度に創設されたCSは、現行の学校評議員より権限を強化し、地域に開かれた学校の実現を目指す。文部科学省が16年1月に策定した「次世代の学校・地域」創生プランに盛り込まれ、地域活性化の役割も加わった。

 同校では教員と前学校評議員のほか、住民代表やPTA役員、学校ボランティアら計20人が委員として参加。任期は2年間。全体会を年3回開催、従来より踏み込んで教育目標や学校経営方針、予算などを話し合うという。

 中川洋太校長は「子どもたちは地域の宝。違う立場の大人たちが学校を拠点に子育てのために何ができるのかを考えるツールになってほしい」とあいさつ、本年度の学校経営方針などを説明した。

 各委員は3グループに分かれ、学力向上や心の教育、地域に根差した学校づくりについて意見交換。学校評価のアンケート改善や朝食抜き児童への対策、ホームページを使った周知活動などを提案した。

 会長に選ばれた武田信幸さんは「初会合にもかかわらず、意見が多く出された。学校、家庭、地域の連携が強まる活動を進めていきたい」と抱負を述べた。

 CSは市内3小中学校での試行を経て、17~18年度に全ての小中学校に設置する予定。