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多世代交流の場へ 複合化で「茅ケ崎公園体験学習施設」に

6/4(日) 18:35配信

カナロコ by 神奈川新聞

 茅ケ崎市は今夏、同市中海岸にあった海岸青少年会館と福祉会館を複合化した「(仮称)茅ケ崎公園体験学習施設」の再整備を本格的にスタートする。老朽化や耐震性不足を解消し、子どもから高齢者までの多世代が交流できる新施設として生まれ変わる。

 新施設は、海岸青少年会館があった茅ケ崎公園内に整備。複合型施設の再整備は市内初で、事業費は約14億3650万円。6月市議会での承認を経て、7月に着工、2019年1月の開館を目指す。

 新施設は地下1階、地上2階で、延べ床面積3296平方メートル。地下には、コンサートや演劇が開催できるステージ付きの多目的室を整備。1階は小学生以下の親子が過ごせる「親子フリースペース」や「交流ラウンジ」、小中学生らが走り回れる広場を設置するほか、2階の屋外テラスには菜園をつくる。

 また、施設は津波一時退避場所にも指定され、災害時には2階と屋上を合わせて約千人の収容が可能となる。公園内には、野球場やテニスコートもあり、市は「既存施設と連携しながら、市民が気軽に自由に活用できる場所をつくりたい」と話す。

 海岸青少年会館は1970年1月、県立青少年会館として開館。93年に市に移管されて以降、音楽やスポーツ事業の拠点として活用されてきた。福祉会館は同年5月にオープンし、地域住民のサークル活動や学習会の場として親しまれ、2015年度の利用者は8万6千人に上った。

 しかし、近年は両施設とも老朽化が進み、海岸青少年会館は15年9月に閉館。現在は仮設棟で運営している。福祉会館は19年4月以降、解体される予定だ。