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東西「林家」の架け橋、大阪で初二人会

6/4(日) 7:00配信

Lmaga.jp

日曜夕方の人気番組『笑点』(日本テレビ系列)でおなじみの林家たい平と関西を中心に活動する林家菊丸が6月28日、大阪の「天満天神繁昌亭」(大阪市北区)で初の二人会を開催する。東京落語と上方落語の両方にある林家一門の東西初共演の会ともなり、菊丸が2日におこなわれた会見で抱負と趣旨を語った。

本来東西の一門はつながっていたが、上方で途絶えていた亭号の「林家」。1912年に五代目笑福亭松喬が二代目林家染丸を襲名したこともあり、今の「林家」は「笑福亭」の流れをくむ一門として上方では位置づけられる。しばらく東とは交流もなかったが、2014年に林家染弥が三代目林家菊丸を襲名。菊丸の名が江戸の「林家」の門流にあたることから再び東西がつながった。二人会はそれを具体的に示す意義深い一歩と言える。

「これから年1回のペースで続け、東京でも実現させたい。ゆくゆくは東西林家一門会ができるようになれば。そのためにも恥ずかしくない高座を見せて信頼を得ていきたい」と、菊丸は意欲を燃やす。二人会のきっかけは、2人が『笑点』のお正月特番で共演を重ねるうちに意気投合。菊丸より10歳年上で芸歴では6年先輩になるたい平が、菊丸の「ぶれない落語の姿勢」を評価し、「一緒にやろう」と今回の話が決まった。

菊丸は、「東京の人気者とやらせてもらうのは自分のステージを1つ上げる思い。胸を借りるなんて甘い気持ちではなく、互いに無い色を出し合う『競演』として、私ははんなりした上方の味と人情を醸し出したい」と、堂々の勝負を強調した。菊丸は『千両みかん』、たい平は『猫の災難』に加え1席ずつ披露予定。東西林家の花形のガチンコ対決が絆を深める架け橋になりそうだ。チケットは1階3000円、2階2500円、チケットぴあほかで発売中。

取材・文・写真/やまだりよこ

最終更新:6/4(日) 7:00
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