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大たいまつに豊作願う 氷見の床鍋で虫送り 

6/4(日) 0:55配信

北日本新聞

 氷見市床鍋地区の伝統行事「虫送り 大松明(おおたいまつ)火祭り」は3日、同地区で行われ、地元の速川小学校の児童約30人や住民らが直径1メートル、長さ8メートルの円筒形の大たいまつを引きながら歩き、稲の害虫防除と豊作を願った。

 いこいの広場前で神事を行い、わらやスギの葉、竹を束ねてフジのつるで巻いたたいまつの引き回しを開始。児童は太鼓に合わせ「ドロムシホーイ、ドロムシホイ」とはやしながら歩き、旧床鍋小跡地でたいまつに火を付けた。

 祭りに合わせてNPO法人速川活性化協議会は制作体験教室を開き、市内外から訪れた12人がわら細工やたいまつづくりに取り組んだ。参加者は虫送りの列に加わり、祭りを盛り上げた。

 虫送りは害虫発生を悪霊の仕業と考えた農村信仰に基づく行事。同地区では約130年前に始まり一時途絶えたが、1990年に復活した。

北日本新聞社

最終更新:6/4(日) 0:55
北日本新聞