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エアバス、バイオ燃料でA350デリバリーフライト キャセイ機で実用化

6/5(月) 8:22配信

Aviation Wire

 エアバスは、キャセイパシフィック航空(CPA/CX)に15機目のA350-900型機を引き渡した際、香港へのデリバリーフライトにバイオ燃料を10%混合したジェット燃料を使用した。

 15号機は現地時間6月1日に、A350の最終組立工場がある仏トゥールーズを出発し、香港へ向かった。エアバスによると、キャセイパシフィック航空向けのA350は、2016年5月に引き渡した初号機からバイオ燃料を混合しているという。

 バイオ燃料をデリバリーフライトに使うアイデアは、キャセイパシフィック航空が2015年にエアバスへ提案。エアバスは石油ガス会社のトタルとともに、燃料製造から顧客への機体納入までのサプライチェーンを1年前に構築し、トゥールーズで新造機を引き渡す際に、バイオ燃料を混合するオプションを2016年から提供している。

 キャセイパシフィック航空向けのA350で、これまでの15機すべてのデリバリーフライトでバイオ燃料を混合できたことで、エアバスは低二酸化炭素排出燃料のサプライチェーン構築が可能であることを証明したとしている。

 独ハンブルクや米モービルからの新造機引き渡しについては、2018年からバイオ燃料の使用を開始できる見通し。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:6/5(月) 8:22
Aviation Wire