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【中国】エコカー生産の認可続々、過剰懸念も

6/5(月) 11:30配信

NNA

 中国国家発展改革委員会(発改委)がエコカー生産の認可を加速している。今年に入り新たに認められたプロジェクトは5月24日までに8件に上り、昨年通年の7件を上回った。業界関係者からは過剰生産を懸念する声も出ている。2日付証券日報が伝えた。
 発改委は直近でも、広東省仏山市に本拠を置く新興エコカーメーカーの広東陸地方舟新能源電動車両のエコカー工場1期の建設や、安徽省合肥市に本拠を置く自動車メーカーの安徽江淮汽車とドイツのフォルクスワーゲン(VW)による電気自動車(EV)の合弁生産などを認可した。
 全国で工場などの建設が進められているエコカープロジェクトは30件余り。今年に入って認可されたプロジェクトや主要メーカーが発表した生産計画に基づくと、2020年のエコカー生産能力は500万台に達し、政府が目標とする200万台を大きく上回る可能性が高い。
 全国乗用車聯席会の崔東樹秘書長は「エコカーは発展段階にあり、参入者の情熱は奨励されるべきだが、門戸を大きく開いても管理は厳しくした方がいい」と指摘。政府や研究機関、専門家などからなる中国電動汽車百人会の陳清泰理事長は「最も懸念されるのは、生産台数を伸ばすことばかりにとらわれ、技術の向上がおろそかになること」と警鐘を鳴らしている。

最終更新:6/5(月) 11:30
NNA