ここから本文です

【香港】次期政権に土地供給拡大を提案、梁行政長官

6/5(月) 11:30配信

NNA

 香港政府の梁振英行政長官は1日、立法会(議会)で任期中最後となる答弁を行い、林鄭月娥(キャリー・ラム)次期行政長官率いる新政権に向け、引き続き土地の供給拡大に取り組むよう提案した。香港が抱える住宅問題を解決するためには「住宅用地の供給を増やすしかない」との認識を示し、地目変更などの重要性を強調した。2日付大公報などが伝えた。
 梁行政長官は任期中の過去5年を振り返り、「住宅問題を根本的に解決するために、土地・建物の供給を拡大すると同時に、関連政策を打ち出すことに努めた」と説明。過去5年間に新たに供給した住宅用地は戸数ベースでおよそ5万1,000戸分と、第2代行政長官の曽蔭権(ドナルド・ツァン)政権時代の2.5倍に上った。梁行政長官は、今後3~4年の新築住宅供給戸数が、過去5年から5割近く増えると予測している。
 市民の生活改善に取り組んだことにも言及。今年度(2017/18年度=17年4月~18年3月)の政府支出は、就任時の12年度比で社会福祉が71%、教育が30%、医療が34%それぞれ増加したほか、貧困人口は3年連続で100万人を切ったこともアピールした。
 梁行政長官は任期満了に伴い、今月30日付で退任する。今月末には任期中の施政方針に対する報告書を発表する見通しだ。

最終更新:6/5(月) 11:30
NNA