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【インドネシア】首都空港鉄道、運行開始時期が9月に延期

6/5(月) 11:30配信

NNA

 インドネシアの首都ジャカルタとスカルノ・ハッタ国際空港を結ぶ空港鉄道建設事業について、運営事業者である国鉄クレタ・アピ・インドネシア(KAI)は、運行開始を9月まで延期すると明らかにした。2日付ジャカルタ・ポストが伝えた。
 当初は7月の運行開始を予定していた。KAIの広報担当者は、信号システムの導入は技術的な困難から延期に踏み切ったと説明した。ただ詳細は明らかにしなかった。6月初頭までには工事箇所に関する技術評価が終了するので、その時に工事の完成度や工事事業者が直面する問題点について明らかにできると述べた。
 KAIは技術的問題のほかに、空港南部の一部の地域で住民が土地の引き渡しを拒んでいるため、建設用地の収用が完了していない。KAIのアグス広報部長は「土地収用に関する補償金は支払っているが、住民が行き先がないとして建設用地にとどまっている以上、7月の運行開始は不可能だ」と述べ、地方政府に代替住宅の提供を急ぐよう求めた。さらに建設予定地には学校、屋外駐車場、礼拝場などの施設があると付け加えた。
 空港鉄道事業は2015年6月に開始。スカルノ・ハッタ国際空港駅と国鉄マンガライ駅を45分で結ぶ計画で、途中バトゥチェパー、ドゥリ、スディルマンバルの3駅を経由する。運賃は10万~15万ルピア(約830~1,250円)程度を想定している。

最終更新:6/5(月) 11:30
NNA