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ライカム、乗り換え拠点に 沖縄県がパーク&ライド構想

6/5(月) 6:30配信

琉球新報

 本島中部に住む自動車通勤者のバス利用転換を促そうと、県は北中城村の大型商業施設イオンモール沖縄ライカムをバスへの乗り換え拠点とするパーク・アンド・バス・ライド構想を進めている。那覇市などに勤務地がある人にイオンモール駐車場に自家用車を止めてもらい、ライカム周辺と勤務地間の往復にバス利用を促すことで、全国最悪ともいわれる那覇市内の渋滞緩和を図りたい考えだ。


 休日と比べてスペースに余裕のある平日にイオンモール沖縄ライカムの駐車場を活用できないか、県は2016年度からイオンモールと調整を始めている。16年度の需要予測調査では那覇市向けのバス路線が少ない沖縄市泡瀬付近の住民らを中心に、自家用車2~300台分の需要が見込まれたという。

 イオンモール担当者も「課題をクリアしていきながら、実現に向けて努力していく」と前向きな姿勢だ。イオンモール側は16年度末、何台規模で実施するかや通退勤時の施設周辺の混雑対策などを県側に質問した。県は17年度、施設駐車場の空き状況や周辺の混雑状況を調査し、イオンモール側が提示する課題の解消に向けた施策を検討する。

 沖縄総合事務局によると、平日の渋滞時の交通速度(混雑時旅行速度)の12年度調査時に那覇市は時速16・9キロで、全国県庁所在地の中で最も遅かった。

 県交通政策課の担当者は「バスへの乗り換えを促すことで那覇市の渋滞緩和につなげていきたい」と語った。(当銘寿夫)

琉球新報社

最終更新:6/5(月) 10:17
琉球新報