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【巨人】V率0%、11年ぶり10連敗…打線変更も空回り…

6/5(月) 6:05配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人1―3オリックス(4日・東京ドーム)

 巨人が11年ぶりに10連敗を喫した。先発・宮国がG投手史上5人目の開幕から6連敗。打線も初回にマギーの適時打で1点を奪うのがやっとで、オリックスのルーキー2投手に抑えられた。この日の交流戦でセ・リーグでは唯一の敗戦チームとなり、振り返れば5位・中日が0・5差に迫ってきた。

 もどかしい思いを抑えながら、由伸監督は現実を受け止めた。「流れが良くない。点を取っても取られたり、抑えても取れなかったり。今、そこがなかなかうまくいかない」。たった2点、されど2点。近いようで遠かった。

 球団ワーストの11連敗(75年)に迫るチーム史上3度目の10連敗で、本拠地8連敗は後楽園時代も含め、巨人初の屈辱。53試合目までに30敗したのは75年(53試合目)、97年(48試合目)に続き3度目で、交流戦では唯一の全敗チームになった。

 現状の手を尽くしても、負の連鎖を断ち切る決め手にはならなかった。昇格後5番で2試合無安打のクルーズを6番に下げ、石川をプロ初5番に抜てき。スタメンマスクには実松を起用したが、勝利には結びつかなかった。1点を先行された初回、マギーの適時二塁打ですぐさま同点としたが、続かない。指揮官は次の1点を先に奪えなかったことを敗因に挙げた。

 「チーム状態が良くないので、追いついた後、先に点が取れると違うと思うけど、先に取られてしまうとひっくり返す勢いはなかなかない」。3回、オリックスに奪われた2点が最後まで重くのしかかった。先発の宮国は右手の使い方を大幅に変えた新フォームで投げた。マギーはユニホームの裾をたくし上げるクラシックスタイルにして、流れを変えようとした。全員があの手この手でもがいたが、結果はついてこなかった。

 大量8人を入れ替えて臨んだオリックス3連戦の点差は1→1→2。紙一重で敗北を連ねた一方、もうひと押しあれば勝利をつかむことができたスコアでもあった。6日の西武戦(メットライフ)からは、下半身の張りが完治した陽岱鋼の昇格が決定的。わずかな差を埋める起爆剤として期待がかかる。

 首位・広島とのゲーム差は9・5。プロ野球史上、10連敗を喫したチームがリーグ制覇したことはないが、巨人には11・5差(96年)、13差(08年)から逆転優勝した例がある。「何とか全員で(打破)するしかない」という由伸監督の言葉に呼応するように、4番の村田は「逃げることはできない。前を向いて野球をやります」と力を込めた。陽に加え、次週には山口俊の戦線復帰も見込まれる。まずは一つ白星をもぎ取り、逆襲への足がかりとする。(宮脇 央介)

最終更新:6/12(月) 3:17
スポーツ報知

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