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【スターダム】退団ラストマッチ カイリが見据えたWWE以降

6/5(月) 16:45配信

東スポWeb

 米WWE移籍が確実視されている女子プロレスラーの宝城カイリ(28)が4日、今後の人生設計を激白した。この日のスターダム東京・新木場1stRING大会で日本マットに別れを告げた美女戦士は、海外マットで成功した後の大きな夢を持っている。これまでは口にすることがなかった引退や結婚問題について赤裸々に語った。

 宝城の壮行試合として用意されたのは6人タッグのアーティスト・オブ・スターダム選手権。王者の宝城、小波、美邑弘海組は、紫雷イオ、HZK、AZM組を相手に2度目の防衛戦に臨んだ。3人でイカリ(変型逆エビ固め)の競演を見せると、宝城はイオを裏拳連発で追い込んだが、最後は美邑がAZMに敗れて王座陥落となった。

 さすがに悔しさをあらわにしたが、すぐに気持ちを切り替えて「全員と肌を合わせたい」と直訴。急きょ所属選手と1分1本勝負の10人がけマッチが行われた。10試合目では愛弟子の美邑に惜別のダイビングエルボーを決め、3勝1敗6分けで終了。「皆さんとの出会いが、宝城カイリという海賊の一番の宝でした。スターダムのリングで学んだことは必ず次に生かされると信じています。格好悪くても、笑顔で一歩一歩、進んでいければ」と涙をこらえながら深々とおじぎし、433人超満員札止めの観衆と仲間に別れを告げた。この日付で正式にスターダムを退団した宝城は、今月中旬に渡米する予定だ。

 いよいよ世界最高の舞台で頂点を目指す戦いが始まる中、明確な人生プランも描いている。「長くプロレスをやるタイプではないと思っている。区切りは決めてないけど、まずはプロレスを全力でやり、その後に本を書いてみたいし、講演会活動をして若い人たちに夢を与えるお手伝いができたら。もともと私はできない人間だったので」

 デビュー前の2011年11月に受けたプロテストでは、同期の中でただ一人追試となった。だからこそ涙のサクセスストーリーを次世代に伝えたい思いがある。結婚についても「女性として子供が欲しいし、育ててみたいというのがある。30代のうちにできれば」。ヨットの世界から舞台女優、プロレスと渡り歩いた宝城にとって、海外マットはあくまで通過点。夢の実現に向けて新たな扉を開く。

最終更新:6/5(月) 16:45
東スポWeb