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WD Red&Purpleの10TBモデルが5万円切りで店頭に並ぶ

6/5(月) 19:00配信

ITmedia PC USER

 先週の新製品で目立っていたのは、Western DigitalのNAS向けHDD「WD Red」シリーズに属する3.5インチの最大容量10TBモデル「WD101KFAX」だ。税込み価格は5万円弱。

【アキバで注目の製品】

 週末には上位シリーズの10TBモデル「WD Red Pro WD101KFBX」が同6万4000円弱で登場したほか、5月下旬に一部店舗が入荷した監視カメラ向きHDD「WD Purple」の10TBモデル「WD100PURZ」も、取り扱い店舗が大幅増。価格も税込み4万6000円前後へと1万5000円ほど下がっている。

 専門性の高いシリーズの10TBモデルが5万円切りで登場したことを歓迎する声は多い。パソコンSHOPアークは「NAS向け10TBとなると、Seagateの『ST10000VN004』が税込み4万3000円前後まで下がっていますが、NAS向けで人気のWD Redが4万円台で登場したのは大きいですね。他の10TBモデルの価格を下げるトリガーになる可能性も秘めています」という。

 ただし、近々のヒットを期待する声はあまり聞かない。見通しはもう少し先だ。オリオスペックは「大容量HDDだと圧倒的に8TBが強いです。そこまでの容量を求めないとなると3TBと4TB。結局のところ容量単価が一番大きいんですよね。それでも10TBも12TBの影が見てみて急激に安くなっていますから、いずれ主役の座を奪う可能性は可能性はありますよね」と期待を寄せていた。

●ELSAから静音クーラー搭載のGTX 1080 Tiカードがデビュー

 グラフィックスカードで目立っていたのは、ELSAのGeForce GTX 1080 Tiカード「GeForce GTX 1080 Ti 11GB S.A.C」だ。税込み価格は11万3000円弱となる。同社オリジナルの静音クーラー「S.A.C.」を採用したモデルで、カード長は267mmと比較的短い。保証は2年となる。

 愛用者の多いメーカーだけにそこそこの売れ行きを想定しているショップが多かったが、なかにはこんな声も。「業界全体の技術が底上げされたことで、相対的に高信頼性の付加価値が弱まっているところがあります。9万円切りのGTX 1080 Tiカードもある現状で、『ELSAだから高くても売れる』という図式がどこまで通用するか。個人的に注目しています」(某ショップ)

 また、玄人志向からはRadeon RX 560カード「RD-RX560-E4GB」が税込み1万5000円前後で登場している。同GPUを搭載して補助電源を搭載しないのは、5月中旬に登場したSapphire「PULSE RADEON RX 560 4G GDDR5」に続いて2台目となる。

 TSUKUMO eX.は「RX 560は補助電源なしモデルの人気が高く、RD-RX560-E4GBはSapphire製品より1000円ほど安いですからヒットの余地は大きいですね」と期待を寄せていた。

●6mm縮んだ定番クーラー改良版「虎徹 MarkII」が売り出される

 冷却パーツではサイズのCPUクーラー「虎徹 MarkII」に注目している店員さんが多かった。12cmファンを搭載したサイドフローモデル「虎徹」のマイナーチェンジモデルで、税込み価格は4500円前後となる。

 形状の異なる2種類のフィンを重ねることで効率的に風を吸い込むようにする「多重エアフロー透過構造」や、銅製ベースと6mm径のヒートパイプの組み合わせなどは従来のスタイルを踏襲し、全高を160mmから154mmに抑えているのが特徴。また、固定方式をブリッジ式からネジ留め式に替えたほか、Socket AM4にも標準対応するようになった。

 パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「定番の売れ筋クーラーですが、160mm高だとあとちょっとのところではみ出してしまうPCケースも多かったんですよ。わずか6mmですが、この6mmによって組み合わせはグンと広がったと思います」と評価していた。

●約1万円ながらPCIe M.2や強化PCIeスロットを備えたRyzenマザー

 マザーボードの新製品では、MSIのB350モデル「B350M PRO-VDH」の評価が高い。Ryzenが載せられるSocket AM4対応のmicro ATXマザーで、税込み価格は1万円強となる。

 付加機能は控えめながら、PCIe x4接続のM.2スロットを1基備えるほか、PCIe x16スロットは金属プレートで補強した「Steel Armor」仕様となっているなど、トレンドを押さえた作りになっている。

 ドスパラ パーツ館は「イルミネーションやOCなどは不要で、Ryzenの性能を引き出すマシンを割安に組みたいという人にはうってつけですね。安くてもモノがいいというのは、やっぱり売れますよ」とプッシュする。

最終更新:6/5(月) 19:00
ITmedia PC USER