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元東洋太平洋王者・井上拓真が8・30復帰戦 兄尚弥と「兄弟チャンピオン実現したい」

6/5(月) 18:24配信

デイリースポーツ

 昨年末、WBO世界バンタム級タイトルマッチを練習中の右拳負傷で流したWBO世界同級9位で元東洋太平洋スーパーフライ級王者・井上拓真(大橋)の復帰戦が5日、横浜市内のジムで発表された。

 8月30日に後楽園ホールで、日本スーパーフライ級9位の久高寛之(仲里)と53・5キロ契約で対戦する。ラウンド数は後日発表される。

 昨年11月に右拳を手術し、同9月以来約1年ぶりの試合を迎えた。「試合が決まって練習にも身が入ります。下半身もフィジカルも鍛えているし、拳の状態も心配ない」と話した。

 ケガした当初は「決まっていた世界戦がなくなって落ち込んだ」という。だが「すぐに切り替えました。ケガしている期間は左の練習やフィジカルなどできることは何でもやった」と、振り返った。

 兄・尚弥も14年にWBO世界スーパーフライ級王座を獲得したオマール・ナルバエス(アルゼンチン)戦で右拳を故障し、ブランクを余儀なくされ左を鍛え抜いた。拓真も同じ道を歩み、災いを福と転じるつもりだ。

 治療中に兄は5度目の防衛に成功し、米国進出が現実味を帯びている。「自分が試合できない間にどんどん上に行って歯がゆい気持ちだった。兄弟で世界チャンピオンになることが夢。それは実現したい」と誓った。大橋秀行会長は「復帰戦の内容を見て、その先を考えます」と期待していた。