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【POG】母はJRAダート重賞2勝ケイアイノーテック、Dの遺伝子はスケール感が勝負

6/5(月) 17:08配信

スポーツ報知

【ケイアイノーテック(牡、栗東・平田修厩舎)、父ディープインパクト、母ケイアイガーベラ、馬トクPOG指名者数:58人】

 6月3日の阪神5R、2歳新馬(芝1600メートル、10頭立て)は、1番人気のケイアイノーテック(牡、栗東・平田修厩舎=ディープインパクト産駒)が好位から抜け出して、東西合わせてのJRA2歳一番星に輝いた。勝ち時計は1分36秒8。

 道中は3、4番手。直線で内ラチ沿いから伸びて、残り300メートルで先頭に立ち、後続に2馬身差。負けようがない優等生の競馬で初陣を飾った。福永は「きょうは完勝」とコメントした。

 母は、JRAダート9勝馬で重賞を2勝(10年プロキオンS、11年カペラS)をマークしたケイアイガーベラ。逃げ、先行策で、勝つ時は必ずワンサイドで決めた母の戦いぶりと重なる勝利だった。馬の後ろでしっかりと折り合い、抜け出す脚も水準以上、現時点で申し分のない競馬だろう。

 その母はミスプロ系スマーティージョーンズの産駒。父ディープインパクトに、ダート系の母の組み合わせは皐月賞馬アルアイン(母ドバイマジェスティ=米G1・BCフィリー&メアスプリント勝ち馬)、マカヒキ、カデナ(母の父フレンチデピュティ)など、近年のトレンドといえる。450キロながら、全体に丸みがあり、バランス的に前ががっしりとたくましいボディーライン。雨を含んだパワーを要する馬場でもしっかりこなせそうだ。458キロでデビューした母は、使いながら480、490キロ台まで馬体重を増やした。気性が安定していそうな息子も、実戦を重ねて体が減っていく心配は少ないだろう。

 夏は休養し、秋は朝日杯FSを目標にしたローテーションが組まれる予定。今後、ディープインパクト産駒の有力どころは大挙デビューしてくるであろうし、社台ファーム、ノーザンファームの繁殖牝馬は、欧米G1、重賞勝ち馬がズラリのラインアップ。母系の実績、スケール感がそのまま2世に受け継がれる傾向の強い種牡馬だけに、そのあたりの勝負になってくるだろう。(大上 賢一郎)

最終更新:6/5(月) 17:14
スポーツ報知

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