ここから本文です

井上拓真、V5の兄・尚弥みて「歯がゆかった」8月に復帰戦

6/5(月) 19:55配信

スポーツ報知

 プロボクシングの大橋ジムは5日に横浜市内の同ジムで会見を開き、右手の負傷で実戦から遠ざかっていた元東洋太平洋スーパーフライ級王者・井上拓真(21)=大橋=の復帰戦を発表した。8月30日に東京・後楽園ホールで、4度の世界挑戦経験がある日本同級9位・久高寛之(32)=仲里=とバンタム級契約(53・5キロ)で対戦する。

 井上拓は昨年末に当時のWBO世界バンタム級王者マーロン・タパレス(フィリピン)への世界初挑戦が決まっていたが、同11月の練習中に右拳を脱臼。兄で同門のWBO世界スーパーフライ級王者・尚弥(24)とほぼ同じ箇所を痛め、手術を受けた。大一番が流れて「落ち込んだ」というが、「気持ちを切り替えて、次に向けてやるだけと思って練習してきた」という。左のパンチやフィジカル強化に励んできたそうで「以前は左が途中で出なくなったり、単調なパターンになっていたのを改善できた」と手応えを語った。4月頃からは右拳でも打ち込み始めたという。

 兄・尚弥はV5を達成し、次戦は米国進出も現実味を帯びてきている。井上拓は「どんどん上へ行っている。試合ができない自分が歯がゆかった」と心境を明かした。陣営の大橋秀行会長(52)は今後について「試合内容を見て、来年には間違いなく世界挑戦させたい」と話した。井上拓は「最終的には兄弟で世界王者になることが小さい頃からの夢。達成したい」と誓った。

最終更新:6/5(月) 19:55
スポーツ報知