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【巨人】エース菅野が止める!チームの10連敗脱出へ3つの覚悟

6/6(火) 5:47配信

スポーツ報知

 6日の西武戦(メットライフ)に先発する巨人の菅野智之投手(27)が5日、1975年の球団史上最多に並ぶ11連敗を阻止するため、3つの心構えで臨む決意を明かした。苦しい状況のなかで、エースはやるべきことを見失わないことが大切と強調。〈1〉開き直りは絶対ダメ〈2〉不変のペース配分〈3〉0点に抑える―と投球のテーマを掲げた。野手では下半身のコンディション不良が完治した陽岱鋼外野手(30)が初昇格。ここから巻き返す。

 チームの危機的状況で何をやるべきか。10連敗からの脱出を託された菅野は、冷静に現実を受け止めた。「やってきたことをやることが勝ちにつながると信じていますし、そこはぶれずにやっていきたいです」。焦っても、よそいきの野球をやっても、いい結果が出るはずがない。責任感の強いエースは、3つの心構えをマウンド上で、背中で示していくつもりだ。

 〈1〉開き直りはダメ

 大事な登板を前に、菅野は「開き直るというのは絶対に持っちゃいけないと思う」と強調した。強い気持ちや勝利への執念を持つことはもちろん重要だが、だからこそ空回りは禁物。「変に開き直るとか、プラス思考に考えると、やるべきことを見失いがちになるかなと。捨て身になって打たれたら、絶対に後悔すると思います」

 〈2〉不変のペース配分

 今季の菅野はピンチですごみを増し、3連続完封を含む6勝2敗、防御率2・26。連敗脱出へ先取点の重要性は分かっているが、序盤から必要以上に力むつもりはない。「今年やってきたのはペース配分、ピンチでギアを上げること。初回から飛ばすのは自分じゃない。やってきたことを見つめ直してやります」。普段通りの投球が、毎試合目標とする完投への近道になる。

 〈3〉0点に抑える意識

 連敗中は投打がかみ合わない試合ばかりだった。「もう一度、原点に返ってというか、投手だったら0点に抑えれば負けることはない。その気持ちを投手みんなに浸透させていかないといけない。0点に抑えるのはみんなが目標にしていると思う。シンプルにそこを目指します」。エース自らマウンド上で体現する。

 前回登板5月30日の楽天戦は5回10安打8失点。「まだまだ力不足。打たれている球は甘い」と素直に受け止めた。状態はずっと良い。過去にも大量失点した試合はあったが、2試合連続の5失点以上のKOはない。今回も修正力に期待がかかる。

 過去、西武戦は3登板で1勝0敗。メットライフドームは少年野球の試合で訪れたことはあるが、実際のマウンドから投げるのは人生初。相手打線の印象は「点を取っているし、長打を打てる打者も多いし、走れる選手もいる」と警戒した。

 この日はG球場でダッシュなどで万全の準備を整えた。数字上10連敗から優勝したチームはプロ野球史上ないが、誰もあきらめていない。野手では陽が初昇格して巻き返す態勢は整った。「誰も負けようと思ってやっていない。今は自分のことよりチームのことを考えないといけない」と菅野。不変のエースが先頭に立ち、トンネルの出口を目指していく。(片岡 優帆)

 ◇菅野の連敗ストップ 昨年8月、チームはシーズン3度目の5連敗。同30日のヤクルト戦(福井)で連敗ストップを託された菅野は「誰かが何かアクションを起こしていかないと。そうなれるように」と臨み7回2失点、5連続を含む9奪三振で勝利した。10連敗で迎える今回も「誰かが何かを起こさないと変わらない。覚悟を持って」と同様の言葉で決意を示した。

最終更新:6/12(月) 3:16
スポーツ報知

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