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海中ゆりかご、ワインの味アップ!? 奥尻町が熟成の実証実験

6/5(月) 7:10配信

北海道新聞

沈没船の逸話ヒント

 【奥尻】檜山管内奥尻町は8月、特産の奥尻ワインを海に沈め、味の変化を確かめる実証試験に乗り出す。沈没船の積み荷のワインが美味だったとの逸話にヒントを得た田中敦詞副町長が「奥尻の海でも試してみては」と提案した。
 8月に奥尻港の水深約5メートルの海中にボトルを沈め、来年2~3月まで保管する。引き揚げ後、道立工業技術センター(函館)で成分を分析する。

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「奥尻ブルー」の育みに期待

 町によると、ろうで密封したコルク栓からボトル内に海水がしみこまないことについては、北大大学院水産科学研究院の木村暢夫教授(水産工学)の協力で確認済み。海中熟成の効果は不明だが、水温や波の影響など地上とは違う環境下で保管することにより、味の向上に期待する。
 田中副町長は「奥尻ブルーと呼ばれる美しい海に沈めることにロマンがある」と話し、「沈水ワイン」の付加価値をつけることで、奥尻ワインのブランド化を図りたい考えだ。

北海道新聞

最終更新:6/5(月) 7:10
北海道新聞