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支払いまで時間がかかる「自動車保険」の保険金 すぐにもらえる方法とは

6/5(月) 6:01配信

マネーの達人

自動車事故で被害者となった時、入院や治療ですぐにでもお金が必要になりますよね。

しかし、自動車保険の保険金は、示談などで解決して初めて支払われるのが一般的です。

それでもどうしてもすぐにお金が必要な時に利用するとお得な制度が、「仮渡金」と「内払金」です。

今回は、この2つの制度について見ていきましょう。

保険金の支払いまでには時間がかかる

自動車保険の保険金が支払われるまでには、実際にはかなりの時間を要します。

■平均で1か月程度かかる

自動車保険会社「三井ダイレクト損保」によれば、車両保険の保険金支払所要日数は以下のようになっています。

平均支払所要日数 : 33.6日
30日以内支払率 : 63.5%

事故解決まで同じスタッフが一貫して担当することで、スピーディーな事故対応を謳っている同社でさえ、事故連絡受付日から保険金支払日まで平均で1か月程度かかります。

そうでない他の損保会社はもっと日数がかかりそうですね。

■被害者請求を利用しても時間がかかる

自賠責保険には「被害者請求」(自動車損害賠償保障法16条)という制度があり、加害者が加入している自賠責保険会社に対して直接賠償金の支払いができる制度です。

ただし、この制度では原則として損害額が確定して、示談や和解が成立もしくは判決が確定してから、保険金が支払われます。

自賠責保険の支払基準に沿った支払いを求めるなら、自賠責保険損害調査事務所の調査を待たなければならないので、やはり時間がかかります。

被害者のみが利用できる「仮渡金」

どうしてもすぐに当座の保険金を受け取りたい、そんなときに使える制度が、自賠責保険の「仮渡金」です。

仮渡金制度を利用すれば、損害賠償額が確定する前であっても、当座の支払いを自賠責保険会社に請求できます。

■仮渡金の金額

自動車損害賠償保障法17条1項、自動車損害賠償保障法施行令5条によって、仮渡金の金額にも上限が以下のように設けられています。

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最終更新:6/5(月) 6:01
マネーの達人

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