ここから本文です

【都議選】都民ファーストと政策協定。実は鍵を握る存在? 生活者ネットワーク

6/5(月) 7:00配信

選挙ドットコム

【都議選】都民ファーストと政策協定。実は鍵を握る存在? 生活者ネットワーク

1970年代から東京で活動する老舗の地域政党である、「東京・生活者ネットワーク」。現在は都議会で3名の議員が所属しています。

国政には手を広げず、立候補者は女性のみ。「当選3回で引退」など特徴的な活動を展開しているものの、大政党とは異なり、その主張がメディアで大きく取り上げられることはあまりありませんでした。7月に迫る都議選にはどのような立場で臨むのでしょうか。現職都議の西崎光子幹事長にインタビューしました。

40年以上前から!主婦が主役の老舗の政党

-選挙ドットコム ライター宮原(以下、宮原)
「東京・生活者ネットワーク」とはどのような政党なのでしょうか?

-「東京・生活者ネットワーク」西崎光子幹事長(以下、西崎氏)
1970年代に練馬区で誕生しました。国立・国分寺で都議会議員が1985年に誕生して30年以上が経ちます。生活の現場の声を政治に活かす女性議員を増やすことを目的に活動しています。

-宮原
どういった問題意識からスタートしたのですか?

-西崎氏
合成洗剤による環境汚染を問題視する主婦たちによる環境運動に端を発しています。環境問題が政治の場で取り上げられることの少なかった70年代に、単なる反対運動ではなく、自分たちの仲間から政治の場に議員を送り出そうということで、政治団体になりました。

政治というと、利権や汚職といった悪いイメージを持たれがちですが、政治をきちんと機能させれば環境問題の解決や福祉・医療の充実などで困っている人を助けることができます。そのために、自分たちの仲間の女性から、意見を伝えてくれる代理人となる人を議会に送り込む運動をしています。

議員は全員女性。「3回で引退」というルール

-宮原
生活者ネットワークでは議員は当選3回までで引退する決まりになっていますが、これはなぜですか?

-西崎氏
かつては3期以上勤めると税金が半分投入される「議員年金」が発生していました。私たちはこれをやめようという主張からこのルールが生まれました。また、クリーンなイメージを保ち、なるべく多くの人に議員を経験してもらうことで政治の裾野を広げて行きたいという意図もあります。
※注)西崎氏も3期目となる今期をもって引退し、世田谷区選挙区からは岡本京子氏が出馬予定となっています。

-宮原
現在都議会議員として活動している3名は、全員が女性ですね。議員は女性に限っているのですか?

-西崎氏
かつて男性を出そうとしたこともあったのですが、生活者ネットワーク=女性、というイメージが定着してしまっているので、支持を広げるための選挙の戦い方などがわからず断念した経緯があります。

-宮原
この4年間で生活者ネットワークが挙げた成果を教えてください。

-西崎氏
保育の問題では都民から意見を募り、都有地を地元自治体に安く貸し出して保育園を整備したり、学校の増改築などの際に保育園を新設したりするといったような提案をして実現してきました。小池知事になってから、このような動きもスピード感をもって実現するようになってきています。

1/2ページ

Yahoo!ニュースからのお知らせ