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むかわ竜の全身骨格一般公開 むかわ町四季の館で

6/5(月) 16:17配信

苫小牧民報

 むかわ町穂別地区で発見されたハドロサウルス科恐竜化石「むかわ竜」の全身骨格が4日、むかわ町の道の駅むかわ四季の館で一般公開された。町内外の恐竜ファンをはじめ大勢の人が来場。7200万年の時を経て現代によみがえったような体長約8メートルの迫力ある全身骨格に見入った。

 恐竜化石は2003年に町内の化石収集家が発見。その後、北海道大学総合博物館の小林快次准教授が指揮を執って1次、2次の発掘調査を行い、骨の化石を含んだ岩石を掘り起こした。詳しく調べた結果、国内最大級の恐竜全身骨格と判明。これまでにクリーニングを終えた190標本の骨の化石を恐竜の体形にして並べ、一般公開した。

 開会セレモニーで同町の竹中喜之町長は「恐竜化石が持つ価値を磨き、生かし、つないでいくことをキーワードに恐竜ワールドの物語を全国に発信したい」とあいさつ。関係者がテープカットをし、公開を祝った。

 来場者はホールに並んだ全身骨格化石を間近で観賞。傾斜のある観覧席を設置し、高い位置から全身骨格を眺められるように工夫されたことから、ゆっくりと椅子に座って眺める人の姿も目立った。同町の野尻悠斗君(10)は「骨の大きさがすごい」と驚いた様子。札幌市の尾崎幸太郎君(11)も「予想より大きかった」と全身骨格の迫力に圧倒されていた。肉食恐竜ティラノサウルスの扮装(ふんそう)をして来場した苫小牧市の男性は「同じ胆振に住む者として恐竜化石のPRの盛り上げに協力したい」と話していた。

 ロビーには恐竜骨格模型や発掘時の様子を写したパネルなどが展示されたほか、民間組織・むかわ町恐竜ワールドセンターによるグッズ販売も行われ、人気を集めていた。町によると、来場者は約2200人。11日には同町穂別町民センターでも一般公開が予定されている。

最終更新:6/5(月) 16:17
苫小牧民報

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