ここから本文です

速度違反を監視、新型の装置投入 県警、事故防止へ取り締まり強化

6/5(月) 10:30配信

埼玉新聞

 多発する交通死亡事故に歯止めをかけようと、埼玉県警は今月30日まで、夜間の国道を緊急警戒する「ダブルR作戦」を展開している。新型速度違反自動監視装置も投入し、取り締まりを強化している。

 県警交通企画課によると、県内で今年4月末までに発生した死亡事故は61件。市町村道や県道を含む県内全体の道路距離に占める国道の比率はわずか1・8%だが、死亡事故の発生は16件(26・2%)と際立っている。

 同課は「国道は制限速度が速いためスピードを出す車両が多く、その分、事故発生時の致死率も高くなる。主に地元住民が使う生活道路と違って、道に不慣れなドライバーが多く利用することも要因ではないか」と分析する。

 ダブルR作戦は県内の国道4号、17号、122号、254号、299号、463号の6本で実施。事故が多発する午後6時~同8時にパトカーや白バイで警戒走行するほか、警察官も配置して交差点の監視活動などに当たる。また、持ち運びできる2種類の新型速度違反自動監視装置を国道でも使い、速度超過に起因する事故の防止を図る。

 埼玉の交通事故死者は1日現在、全国ワースト2位の76人。同課は「場所と時間を絞って効果的な抑止対策を講じることで、死亡事故を一件でも減らしたい」としている。

最終更新:6/5(月) 10:30
埼玉新聞