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「飼い犬が室内の植物を食べてしまう」 獣医師が指摘する2つの注意

6/5(月) 12:29配信

sippo

「飼い犬が植物を食べてしまう」。こんなときに気にかけておくべきことはあるのでしょうか。クローバー動物病院の蜷川圭一先生が、注意すべき二つのポイントを教えてくれました。

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■ポイント1:戻したモノの「色と状態」をチェック

 朝や食事前の空腹時に吐いたモノが「黄色い泡状の液体」だった場合。このケースは少し注意が必要だそうです。

 もともと犬は人より吐き戻しやすいそうですが、白か透明な泡状の胃液に食べ物が混ざったモノがほとんど。この黄色の正体は「十二指腸内の消化液」。十二指腸は胃より奥にあるので、本来は吐き戻すことができません。しかし、胃の出口部分の機能が弱まっていると、睡眠中に逆流を起こすことがあるそうです。

「消化液には唾液、胃液、十二指腸液があって、体の奥に進むほど成分が強くなります。犬が黄色いモノを戻すときは、だいぶ胃がむかついているんですよ」と先生。なんだか人間のようですね。朝、こうしたむかつきを慢性的に感じている子を散歩させると「何とかして吐きたい!」という状態になり、本能的に草を口にするそうです。そのツラさ、早く気づいてあげたいですね。こうした吐き戻し症状が続く場合には、獣医さんに相談しましょう。

■ポイント2:日中は何をしている?

 もう一つは、日中の過ごし方について。ひとりぼっちでの留守番や、コミュニケーションの充実度などが関係する可能性もあるようです。

「犬はもともと、1日の活動時間のほとんどを採食に使う生き物なんです。探す、獲得する、食べる、保存する。こういうことに、たっぷり時間を使います。他の時間は合間の休憩といっても過言ではないぐらいです。ところが、人との暮らしの中での食事はあっという間に終わってしまいますよね。すると、時間を持て余して採食に近い様々ないたずらを起こしやすくなるわけです。植物を食べるというのは、食への興味を満たしながらの楽しい時間つぶしとして習慣づいているのかもしれないですよ」

 ポイント2にはかなりの納得感がありました。害のないものを食べる分にはまあ問題ないけれど、まさか時間つぶしとは! 何か対処するかという点では、コミュニケーションを見直すべきなんですね。

sippo(朝日新聞社)

最終更新:6/5(月) 12:29
sippo

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