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土星衛星「エンケラドゥス」、小惑星衝突で回転していた?

6/5(月) 8:11配信

sorae.jp

以前には生命の存在の可能性が指摘された、興味深い土星の衛星「エンケラドゥス」。このエンケラドゥスにて、小惑星の衝突により回転軸が55度ずれるほど回転していたことが推測されています。
 
今回の研究は、土星探査機「カッシーニ」の観測データにもとづいています。コーネル大学のRadwan Tajeddine氏によると、研究チームはエンケラドゥスの元々の極や赤道と思わしき低地帯(あるいは盆地)を発見。このことから、エンケラドゥスの南極の「タイガーストライプ」に小惑星が落下したと仮定しています。
 
同チームによれば、タイガーストライプはエンケラドゥスの内部活動で生成されたものではないようです。そしてこのような再配置は、外部要因によるものと考えます。またその原因が内部からにしろ外部からにしろ、質量の再配分がおき、回転軸を不安定にしたようなのです。
 
回転軸は数百万年たった後に安定し、北極や南極が定まります。そしてこのような過程は、エンケラドゥスの北極付近と南極付近の表面が大きく異なっていることの解明に役立つ可能性があるそうです。

最終更新:6/5(月) 8:11
sorae.jp