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小宮山悟氏、幼少期から知る早実・清宮100号に「すごい当たり。漫画みたい」

6/5(月) 15:14配信

AbemaTIMES

 日米プロ野球で活躍し、現在は野球解説者の小宮山悟氏(51)が、高校通算100本塁打を達成した早稲田実業・清宮幸太郎内野手(3年)について「(100号は)すごい当たり。漫画みたい」と絶賛した。6月4日、早実対至学館、対享栄の招待試合の中継(AbemaTV)に解説として出演すると、幼少期から知る清宮の様子について「小さいころから(体格は)大きかった」とコメント。2試合、計9打席をチェックし、豪打の秘密を改めて分析した。

 成長過程を知る小宮山氏にとって、100号達成はあまり驚くべき記録ではなかった。同じ早大出身で、ラグビーの名選手だった克幸氏(現ヤマハ発動機ジュビロ監督)とは親交があり、幸太郎の成長を見続けてきた。「ずっといい状態を保っています。唯一よくなかったのは1年生の秋に親指のつけ根を痛めて、なかなかスイングができなかったころ。それでも冬を越えたら戻っていた」という。100号の記録の価値に「大きなけがをせず、1年のころからずっと試合に出続けているのがすごい」という身体的なタフさを評価した。

 特筆すべきは、スイングスピードの速さだ。「バットスイングの速さは(他の選手より)抜けている。もともと体には恵まれているが、(投球に)コンタクトする能力が徐々に上がってきた。上げるには数をこなすしかないが、その量も抜けている」と、日々の練習に耐えられる肉体を生かし、他選手に追随を許さない量の練習を積み重ねた。

 100号達成前日の3日、3本塁打を放った清宮だが、小宮山氏にとっては「偶然のホームラン」と納得したものではなかった。そして100号のメモリアルアーチ。打った瞬間、球場にいた、映像を見ていた誰しもが確信した当たりには「すごい当たりでしたね。漫画みたい。完ぺきなスイング。気持ちいいぐらい手が伸びている」と、賛辞を惜しまなかった。

 元投手の小宮山氏にとって、高校生レベルでは今の清宮はなかなか打ち取れないというのが率直な感想だ。「清宮は体も大きいですし、何よりバットスイングが速くて大きい。それを見て、怖くて投げられなくなるのは分かる」と心境を代弁した。「本当に抑えるということになれば、空振りを取れるピッチャーが一番大事。球の速さはもちろん大事。変化球、限りなく真っ直ぐに近い感じの変化球が有効だが、そんなレベルを高校生に求めてもね」と、“お手上げ状態”とばかりに、笑いながら超高校級の球速・変化が必要だと説明した。さらには「夏の選手権出場がかかった試合であれば、勝負を避けるのも選択」と、場合によっては敬遠策も必要と述べた。

 夏の甲子園予選まで、約1カ月。それまで各校との練習試合は、びっしりと予定が詰まっている。小宮山氏によれば、どのチームも「今の力をはかる上で(清宮は)絶好のターゲット」と、腕試しをしてくるという。真っ向勝負で来るならば、清宮の本塁打記録が最多の107本を上回る可能性も高まってくる。今春からのペースを考えれば6月17、18日に予定されている香川県遠征での4試合で、記録更新に期待ができる。さらに手がつけられない状態まで怪物が成長し続けていた場合、相手校の監督の頭には「清宮と勝負する」という選択肢は消えているかもしれない。

最終更新:6/5(月) 15:14
AbemaTIMES

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