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庭園デザイナー石原さん 6年連続の金メダル 英・チェルシーフラワーショー 平和願い「御所の庭」

6/5(月) 12:12配信

長崎新聞

 英国ロンドンで5月23日から27日まで開かれた「2017チェルシーフラワーショー」(英国王立園芸協会主催)で、自然の素材を生かす職人技などを競う「アーティザンガーデン部門」に出場した長崎市出身の庭園デザイナー、石原和幸さん(59)が部門賞で通算9個目、6年連続の金メダルに輝いた。

 受賞作「御所の庭」は、滝が清流に注ぐ純和風の庭園で、平安時代の京都御所の造りを踏襲。「攻め込まれる」との概念がなかった当時に倣い、外周の塀を低くして開放的な作品にしたという。数種類のモミジやツツジなどを多く植栽し、奥行きも表現した。

 石原さんは「英中部マンチェスターでの自爆テロ直後の5月23日に結果発表があり、平和への思いを込めたデザインが高く評価された。今後も、仕事を通して平和へのメッセージを伝えていきたい」と語った。

 同フラワーショーは各国の造園技師が腕を競う世界最高峰のガーデニングコンテストで、図面による予選を通過した9組が会場内で各35平方メートルの区画に作品を設置。石原さんのグループは日本人スタッフ総勢20人で、10日間かけ作品を仕上げた。

長崎新聞社

最終更新:6/5(月) 12:12
長崎新聞