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【WTCC】ニュルブルクリンクで多発したパンク。イヴァン・ミュラー「ヨコハマだけを責めるのは安易すぎる」

6/5(月) 18:28配信

motorsport.com 日本版

 ニュルブルクリンクのノルドシュライフェを舞台に行われたWTCC(世界ツーリングカー選手権)のドイツラウンドでは、タイヤのパンクが相次いだ。ボルボのネスター・ジロラミはオープニングレースでパンクに見舞われ、2位フィニッシュすることとなった。また、ポイントリーダーだったホンダのティアゴ・モンテイロは、同じレースをパンクにより完走できず、さらにこの影響でメインレースもピットレーンスタートとなった。結局モンテイロはドイツで無得点に終わり、ランキングでも首位から陥落することとなった。

【動画】WTCC - 2017年ニュルブルクリンクラウンド- オープニングレースハイライト

 WTCCのタイヤサプライヤーであるヨコハマに対して、モンテイロは特に批判的であり、”危険な状況を作り出している”と非難した。またシトロエンのロブ・ハフも、この状況を”容認できない”と語った。

 しかし、WTCCで4回王者に輝いたイヴァン・ミュラーは、多くのチームがパンクに見舞われることがなかったという事実が、ヨコハマだけに責任を負わせるわけにはいかないということを示していると語る。

「こういった事件が起きた時、まずタイヤを責めることがある」

 そうミュラーはmotorsport.comに対して語った。

「しかし、それは少し安易だと思う。特に、週末を通してパンクに見舞われていないチームもあるからね」

「誰もが、ノルドシュライフェが厳しいサーキットであるということを知っている。そして、特にタイヤには厳しいんだ。ヨコハマがより強いタイヤを持ち込んだとしても、ドライバーやチームは、とにかくパフォーマンスを得るために、タイヤの限界を超えて使おうとする」

「ちなみに、ヨコハマはすでに、以前よりもかなり強くなったタイヤを供給している。難しいのは、安全性とパフォーマンスの間の、適切な妥協点を見つけることだ。我々は常に限界点にいるからね」

 ミュラーは昨年限りでレースドライバーを退き、今年はボルボの開発ドライバーを務めている。その彼は、タイヤの安全性を確保するため、内圧やキャンバー角にガイドラインを定めるべきだと考えている。

「現在、ヨコハマはチームに対してタイヤのセットアップをアドバイスしているだけだ」

 そうミュラーは語った。

「ノルドシュライフェのような複雑なサーキットでは、内圧やキャンバーに関して、正確にガイドラインに従わなければならない」

「私は、それについてかなり正しく話すことができる。なぜなら、かつては私も、問題が発生した時にはタイヤを批判したからね。しかし、我々も限界を超えて使っていたんだ」

「我々は常に限界を探す。1/10秒を削るためにね。より耐久性のあるタイヤを作ることができるかどうか、それは私にはわからない。しかしもし許されているのなら、チームはより多くのポテンシャルを引き出そうとするんだ」

Jamie Klein,