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【F1】ピレリ、ライバルメーカーのF1参入を”歓迎”「我々は競争が好きだ」

6/5(月) 19:14配信

motorsport.com 日本版

 ピレリは現在、 F1タイヤのサプライヤーを独占的に務めている。同社は2011年シーズンからF1に復帰し、以来2019年まで、独占供給契約を締結している。しかし多くのF1ファンは、複数メーカーによるいわゆる”タイヤ戦争”が復活することを期待している。

【写真】06年シーズンは、ミシュランを使うルノー+アロンソvsブリヂストンを使うフェラーリ+シューマッハーの激戦だった

 ブリヂストンとミシュランの2メーカーが参戦していた2006年シーズンまでは、両メーカーの間で激しい開発競争が起き、それもF1の魅力のひとつとなっていた。

 タイヤ戦争の復活について問われたピレリ会長のマルコ・トロンケッティ・プロヴェーラは、「我々は世界中のあらゆる場所でレースをしている。それは単独でもあり、他のメーカーと戦うこともある。我々は競争するのが好きだ」と語った。

「我々が他のメーカーと競争をするなら、我々は勝つ。我々はどんな競争でも、その相手が誰であっても、戦う準備はできている」

 しかし同氏は、「単独のサプライヤーを維持しているのは、チームの意志によるものだ」と語る。

「この数年、もしくは数カ月、何かが変わると聞いたことはない」

 タイヤ戦争が始まれば、開発競争が激化し、当然コストを押し上げることになる。これについてトロンケッティ・プロヴェーラ会長は語る。

「競争がなくとも、かなり高額だ。しかし我々には多くの経験があり、ここ数年でさらに多くの経験を積み重ねている」

 ピレリは2017年から2019年のタイヤサプライヤーの入札において、ミシュランと競合した。しかし、当時F1界のトップだったバーニー・エクレストンが、ピレリを選んだ。この契約によりピレリは、9年間F1タイヤの単独サプライヤーを務めることになり、トロンケッティ・プロヴェーラ会長はそれを越えてさらに長い期間、F1タイヤを供給し続けることを示唆する。

「我々は情熱を注いでいる。そして我々はF1を、世界で最も魅力的なレースとして見ている。ピレリは世界中のモータースポーツにおいて、最大手のサプライヤーだ」

 契約を延長することを検討しているかどうか尋ねられたトロンケッティ・プロヴェーラ会長は、次のように語った。

「現在の取引は、概ね中間地点だ。何の問題もないと思う」

Lawrence Barretto