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潮風で耐震の筋交い腐食 白浜町の小中2校

6/5(月) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県の白浜町教育委員会は、1990年代後半に耐震補強工事をした日置小学校と日置中学校の校舎(白浜町日置)を、改めて耐震診断する。補強で設けた筋交いが腐食しているため。海に近く、潮風が原因とみられる。6日開会の町議会6月定例会に、両校の耐震診断費用600万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を提案する。

 町教委は「技術的に筋交いを交換することは可能だが、補強から20年近くたっており、現状を把握した方がよいという専門家の助言もあった」と話す。調査と判定に6カ月間ほどかかるとみている。

 隣接する2校の校舎は、ともに1970年完成の鉄筋コンクリート3階建て。堤防を挟んで浜に面している。

 町教委によると、合併前の旧日置川町は97~99年、2校の耐震診断とそれに基づく補強や改修工事をした。耐震性を示す指標は小学校が0・31から0・70に、中学校では0・36から0・71へと上がった。文部科学省は「0・7以上」を求めている。

 耐震補強のうち、筋交いは小学校で14カ所、中学校では7カ所に整備。このうち小学校の9カ所、中学校の4カ所が海側にあり、腐食が進んでいる。補強後は塗装の塗り替えもしていなかったという。

最終更新:6/5(月) 17:01
紀伊民報