ここから本文です

能登島にガールズ農場 七尾の女性起業家、第1弾は落花生

6/5(月) 1:11配信

北國新聞社

 七尾市の女性起業家らがつくる「のと女(め)の会」は、自作の野菜を使った商品開発に乗り出した。能登の里山の魅力発信につなげる狙いで、同市能登島に「のとガールズ農場」を開設し、4日、栽培第1弾となる落花生の種を植えた。作業には地元の子どもたちも参加し、会は今後、農場を生かした食育にも取り組んでいく。

 のと女の会は2008年、市雇用創出協議会の「のと・七尾女性起業塾」修了生によって設立された。女性の自立と地域経済の活性化を目的とし、市内を中心に、女性向けの和装や顔のストレッチの体験会などを開いてきた。

 能登沿岸で捕れる天然フグ「能登ふぐ」や日本酒、地元産野菜などを味わうイベントも多く開催していたことをきっかけに、能登をアピールできる商品開発を企画した。同市能登島百万石町で「NOTO高(たか)農園」を営む会員の高博子さんが農地と畑作のノウハウを提供する。

 4日は、会員の呼び掛けで集まった女性と子ども計15人が農場の畑約5アールに落花生の種約1千粒をまいた。畝に張られたビニールシートと土に穴を開け、種を入れて土をかぶせ、水やりをした。

 会では子どもから大人まで人気があり、幅広い加工ができることから落花生を選んだ。高さんによると、能登島の赤土は水持ちが良いため落花生の栽培にはあまり適していない。これから栽培方法に工夫を凝らし、10月の収穫を目指す。

 落花生の加工では、ドライピーナツやピーナツ豆腐などの案が出ている。会の事務局を担う多幡千尋さん(同市小丸山台3丁目)は「他の野菜作りにも挑戦し、里山の魅力が詰まったオリジナル商品を作っていきたい」と語った。

北國新聞社

最終更新:6/5(月) 1:11
北國新聞社