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世銀:世界経済の成長上向きを依然予想-政策リスクの中で

6/5(月) 5:03配信

Bloomberg

世界銀行は4日、金融政策の不確実性や保護貿易主義が高まるリスクにもかかわらず、世界の経済成長が若干上向くと予想し、成長予想を据え置いた。

世銀は世界経済の成長率を1月時点と同様に今年2.7%、来年2.9%と予想した。

世銀は「世界の経済活動は予想通り、全般的に強まりつつある」と指摘。同時に、世界の経済見通しのリスクが依然下向きだとして、「2017年に政策の不確実性が引き続き強い見込みで、金融市場のボラティリティーが現在の低水準から上昇する恐れがある」と述べた。

世銀は米政府の減税やインフラストラクチャー(社会基盤)支出の押し上げなどの提案を考慮に入れていない。トランプ政権が十分に詳細な内容を公表せず、予定が不明であることを理由に挙げた。

世銀は今年のユーロ圏の経済成長予想を1.7%とし、前回予想から0.2ポイント上方修正。

今年の日本の成長予想も1.5%として、前回予想から0.6ポイント上向きに改定した。外需改善が輸出を押し上げ、日本経済が緩和的な金融・財政政策の恩恵を受けるという。中国の今年の成長率予想は6.5%に据え置き。

原題:World Bank Still Sees Global Growth Picking Up Amid Policy Risks(抜粋)

Andrew Mayeda

最終更新:6/5(月) 5:03
Bloomberg