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ドル110円台半ば、米6月利上げ観測やオプション需要が支えとの見方

6/5(月) 12:11配信

Bloomberg

東京外国為替市場でドル・円相場は1ドル=110円台半ばで推移。前週末の米国市場でのドル売り・円買い優勢の流れを引き継ぎ、約2週間ぶりのドル安・円高水準を付けた後は、米長期金利が持ち直したことなどに伴い、値を戻した。市場関係者からは、6月の米利上げ観測やオプション関連の需要が相場を支えているとの指摘が出ていた。

5日午後3時36分現在のドル・円は前週末比0.2%高の110円58銭。朝方はドル売り・円買いが先行し一時110円26銭と、5月18日以来のドル安・円高水準を付けた。その後は水準を切り上げ、午後に入って110円73銭まで戻した。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.05%低下。

野村証券外国為替部の高松弘一エグゼクティブ・ディレクターは、ドル・円について「米6月利上げが見込まれていることやオプション関連の買い需要がそれなりにありそうなことがサポート」と指摘。「日経平均株価が2万円台で推移する中で、円高がどんどん進んでいくというのは違和感がある。最近は、短期的には需給などで相場は動くが、中長期的にポジションを維持するほどのビューを描きにくくなっており、上も下もやりづらい」と述べた。

この日の日経平均株価は3営業日ぶりに小反落したが、前週末比6円46銭安の2万170円82銭と2万円台を維持して取引を終えた。

5日の時間外取引で米10年債利回りは一時1ベーシスポイント(bp)高の2.17%程度まで上昇。サウジアラビア、バーレーン、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)の4カ国は5日、イスラム原理主義組織への支援を理由に、カタールとの外交関係を断絶すると発表。中東情勢の緊迫化を受けて原油先物相場は上昇している。

前週末2日の米国市場ではドルが主要10通貨に対して全面安。労働省が発表した5月の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比13万8000人増と、市場予想(18万2000人増加)を下回り、4月の17万4000人増加(改定値)から減速した。10年債利回りは一時7bp低下の2.14%と、昨年11月以来の低水準を付けた。

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最終更新:6/5(月) 16:18
Bloomberg