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【香港】5月の香港PMI、2カ月連続で「拡大」

6/6(火) 11:30配信

NNA

 英金融情報サービスのマークイットが5日発表した5月の香港購買担当者指数(PMI、季節調整済み)は50.5だった。前月から0.6ポイント下落したが、「景気拡大」を示す50を2カ月連続で上回った。
 PMIは景気指標の1つで、50超が景気拡大、50未満が縮小を意味する。香港では企業約300社を対象に行ったアンケート調査の結果を基に算出している。5月は12~25日に調査した。
 生産量が3カ月連続で増加したほか、中国本土の香港製品・サービスに対する需要が2014年7月以降初めて拡大に転じ、全体を支えた。
 ただ、全体の新規受注は減少に転じた。雇用数の伸びも減速。一方、購買活動が6カ月連続で拡大し、企業は在庫を積み増したが、伸び幅は昨年11月以降で最小だった。
 コストの上昇幅はここ3年で最大となった。とりわけ賃金の上昇が加速。利益確保のため値上げする企業も見られた。
 マークイットのエコノミスト、バーナード・アウ氏は、「4月の力強い伸びから、5月は民間セクターの成長が鈍化した。生産量はプラスを維持したが、新規受注が減少に転じたことや、在庫の積み増しが伸び悩んだことで、民間セクターの回復が今後も続くかどうかに疑問が残る」と分析した。

最終更新:6/6(火) 11:30
NNA