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エレベーター側面のボタンを押すと●●になる!? それならそうと、わかりやすく示そうよ!

6/6(火) 11:06配信

Web担当者Forum

エレベーター側面の「車椅子用」ボタンって、位置が低いだけじゃなくて、押したときの動作が違うって知ってましたか? 今日のお話は、「その動作をすると何が起きるか」をわかりやすく示そうよという、UXの話です。

 

エレベータ側面のボタンは車椅子の人用? それ以外の人は押しちゃダメなの?

エレベータの行き先階ボタンって、だいたい前面の扉のそばにありますよね。でも、エレベータによっては、それとは別に、かごの側面などにボタンが別途設置されていることがあります。

こちらのほうは、だいたい低い位置にあって、さらに車椅子のアイコンなどがあることから、車椅子の人が押しやすいように設置されているものだと想像がつきます。

では、このボタンと前面のボタンの違いは、低い位置からでも押しやすいかどうかだけなのでしょうか?


実際には、側面のボタンを押すと、扉の開放時間が長くなるのです。日本エレベーター協会のFAQにも、次のように書かれています。

“>>>
Q. 車いす専用ボタンと、一般用ボタンでは、何が違うのですか?

A. 車いす用ボタンの場合は扉の開放時間が長く設定されています。
<<<”

なるほど。車椅子の人のほうがエレベーターから完全に降りるのに時間がかかるでしょうから、それだけ扉が長く開いたままになるというのは、理にかなっていますね。

でも、よく見ると、あるエレベータにはこんな注意書きがありました――「車椅子利用時以外のボタン押し禁止」――これは、どういうことでしょうか?

おそらく、こちらのボタンで行き先階を指定すると扉の開放時間が長くなり、結果として全体のエレベータ運行に影響があるからでしょう。

「どうせ閉じるボタンを押すから関係ない」と思うかもしれません。でも、あなたがエレベータから降りる最後の人で、あとにだれも乗ってこない場合、自然に閉まるまで扉は開きっぱなしですよね。

もしかしたら、あなたが「エレベータ来ないな、遅いな」とイライラしているとき、実はだれかが車椅子用のボタンで行き先階を押して目的の階で降りたあと、扉が開いたままになっているかもしれないのです。

 

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最終更新:6/6(火) 11:06
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