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ブライソン・ティラー、新作で自身初の全米アルバム・チャート1位を獲得

6/6(火) 20:20配信

bmr.jp

ブライソン・ティラー、新作で自身初の全米アルバム・チャート1位を獲得

ブライソン・ティラー、新作で自身初の全米アルバム・チャート1位を獲得

元々は2014年に発表したデビュー・シングル“Don’t”が昨年、全米チャート最高13位、R&Bチャートで最高2位のヒットとなり、今年2月のグラミー候補にも選ばれた24歳の新進R&Bシンガーのブライソン・ティラーが、先日リリースした新作『True To Self』で全米アルバム・チャート初登場1位となった。

ブライソン・ティラーは、2014年にインターネット上で発表した“Don’t”がじわじわと話題を呼び、2015年10月に発表したデビュー・アルバム『T R A P S O U L』がR&B Albumsチャートで初登場2位に。その後、人気アーティストがこぞって取り上げるようになったことで、“Don’t”は昨年1月に全米シングル総合チャートで13位、R&Bチャートで2位まで上昇するヒットとなった。

トラップ系のビートに、90年代R&Bを中心としたサンプリングを多用したメロウなサウンド、歌とラップを行き来するボーカルという中毒性の高いそのスタイルは、彼のアルバム・タイトルどおり「トラップ・ソウル」と親しまれるようになるなどR&Bに新たな波を起こすアーティストとして注目され、ドレイクやザ・ウィークエンドを始め、リアーナ、ジャスティン・ビーバーといったスターたちから称賛の声を浴びている。

今年2月の第59回グラミー賞では、全米チャート最高26位まで上昇した“Exchange”が最優秀R&Bソング部門の候補となり、またザ・ウィークエンドのワールド・ツアーの欧州公演に同行するなど活躍の場を広げているブライソン・ティラー『T R A P S O U L』に続く待望のニュー・アルバム『True To Self』を5月26日に発売。前作同様にゲストを一切排しつつ、90年代を中心に新旧のR&B楽曲を多くサンプリング/引用している『True To Self』は、発売初週でおよそ4万7000枚を売り上げ、ストリーミング・サービスでの収録曲の再生回数によるポイントはおよそ5万7000枚相当に。総合ではおよそ10万枚7000相当を記録した。今週は強豪が不在だったこともあり、ブライソン・ティラーはこれで自身初の全米アルバム・チャート1位を獲得。またR&B/ヒップホップ・アルバム・チャートでも初の1位を手にした。

ストリーミングによるポイントが5割強と半数以上を占めていることもあり、全米シングル・チャートにおいても、リード曲の“Somethin Tell Me”が74位に初登場となったほか、“Self-Made”(85位)、“Don't Get Too High”(89位)、“Run Me Dry”(91位)、“No Longer Friends”(98位)と100位以内に5曲が初登場同時ランクインを果たしている。

なお、ブライソン・ティラーの最新作『True To Self』は、当初6月23日発売とアナウンスされていたものの、4週間前倒しして5月26日に緊急発売されたが、実は「サプライズ・リリース」を意図したものではなかったとか。米Billboard誌のインタビューによると、マネージャーの意見により、5月26日に1ヶ月前倒しすることが以前から決まっていたものの、「(最初の予定より)早く発売されることを本当に忘れてて。だから(5月26日の)週になって、『今週の金曜発売って分かってるよね?』って言われたよ」と、前倒しを伝え忘れていたことが原因だったと明かしている。なお、CD発売は6月23日発売のままになるようだ。

全米アルバム・チャートのトップ5は、2位にケンドリック・ラマー『DAMN.』(8万4000枚相当)、4位にドレイク『More Life』(5万枚相当)が前週から引き続きランクインしたが、3位にはビートルズの名作『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』が再登場。これは50周年記念エディションが5月26日に発売されたためで、およそ7万5000枚相当(実売およそ7万1000枚)を記録している。

また、19歳の若手ヒップホップ・アーティスト、リル・ヤティのデビュー・アルバム『Teenage Emotions』が初登場で5位にランクイン。同作は初週におよそ2万枚を売り上げ、ストリーミング・サービスでの収録曲の再生回数によるポイントはおよそ2万4000枚相当を記録。総合ではおよそ4万6000枚相当となっている。ゲスト参加したD.R.A.M.の“Broccoli”が昨年、全米シングル・チャートで最高5位、同じくゲスト参加したカイルの“iSpy”が今年、“Broccoli”を上回る全米4位を記録するなどヒット曲に次々と参加する勢いのある若手だけに、注目のデビュー・アルバムというには厳しい数字となったが、リル・ヤティはこの結果について、「1週目の数字が、ほとんどの人たちが期待していたほどではなかったことは理解している。でもそれは、みんなが俺を理解していないからだ。そして俺は、その人たちに理解してもらうことを期待していない。聞いてくれるという人のためにこのアルバムを作ったのだから」と自身の見解をInstagramに綴っている。

最終更新:6/6(火) 20:20
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