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第10回市場問題PT会議 報告書案(全文3)豊洲開場で大きな、ガリバーの赤字

6/6(火) 17:30配信 有料

THE PAGE

東京都の当局が資金収支の見直し、豊洲移転を行った場合

小島:ちょっと補足をしておきます。70ページを出していただけますか。70ページのこのグラフです。このグラフで、東京都の当局が資金収支の見直し、豊洲移転を行った場合というのをいただいています。前提が築地市場跡地の売却により豊洲市場整備を発行した企業債全て変換が可能ということで、前提が築地市場の売却ということになっています。売却というのは先ほどの神田市場の例で、実は売却ではなくて、一般会計からの移転ということだということが明らかになっておりますが、そういうふうに一般会計からお金が入ったとしても、そのグラフの下に書いてあるように、豊洲市場の借金はまかなえたと。初期投資はそれで充当しますよと。当面は事業継続も可能ということです。

 71ページの上のグラフを見ると、事業の継続性を見る上で市場の立て替え財源等の確保について検討が必要。一応、使い切り、使い捨てではないと。これからも使っていくと。だけどお金がないんですっていうふうに書いてあるんですね。その下のグラフは、一番下の文言ですが、「都の一般会計繰入金は、ほかの自治体と比較して、極めて低い割合で抑制的」これは何を意味しているか。もっと税金を出せますよっていうことを意味してるわけですね。

 ということで、この3つのグラフから何を考えているかということを推察をしたのが70ページの片括弧3です。70ページの片括弧3は、この豊洲市場開場による大赤字を、営業で取り返すなどとはつゆ考えていないということですね。それはもう無理なんですね。ですから、これは税金でまかなうというのが方法です。この税金でまかなうとい方法が、第一が、市場を切り売りして豊洲市場を延命させる。幸い、11あります。もっと売れるということですね。これが神田市場を売ったお金で市場会計が維持できた。今度は築地市場を売ったお金で豊洲市場がお金を充当できた。お金がなくなってくれば、市場を売って充当していけばいいと。これがたこ足というか、タケノコというか、そういう財産切り売り生活という、こういうことになるわけであります。
 もう1つは、先ほどのように、30%までの税金投入は当然というふうに考えると、もっと税金を投入できる。こういうことを考えると、豊洲というのは大きな赤字。ガリバーの赤字ですから、先ほどのグラフからいくと、ものすごく大きな施設。ものすごく大きな赤字です。ほかの市場を食いつぶしながら維持されていくという、こういう施設だということになりかねないということであります。これが数字から見る豊洲市場の市場会計ということなので、この問題は別に豊洲だけではなくて、ほかの市場の再編もやっていけないということも含めて、それを受け身ではなくて積極的に豊洲市場を開場するということと同時に、11の市場の再編ということに直ちに取り掛からないと、市場会計自体がつぶれていってしまうと。これを、危機を、チャンスとなるかどうか分かりませんが、主体的に再編に取り組むという契機にはなるということであります。

 ちょっとはっきり書き過ぎたかということなんですが。再編論者じゃないですけど、再編の梶田先生、いかがでしょうか。

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最終更新:6/11(日) 6:05
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