ここから本文です

クール・G・ラップが6年ぶり新作を発売 レイクウォン、フリーウェイ、N.O.R.E.ら参加

6/6(火) 23:40配信

bmr.jp

クール・G・ラップが6年ぶり新作を発売 レイクウォン、フリーウェイ、N.O.R.E.ら参加

クール・G・ラップが6年ぶり新作を発売 レイクウォン、フリーウェイ、N.O.R.E.ら参加

ラップのスタイルのひとつの形を築き、後進に多大な影響を与えた伝説的な存在として尊敬と支持を集めるベテラン、クール・G・ラップが、ソロ名義としては6年ぶりの新作となる『Return Of The Don』を2日に発売した。

マーリー・マールやビッグ・ダディ・ケイン、ロクサーヌ・シャンテなど、80年代末から90年代初頭にかけて地元ニューヨークを中心に圧倒的人気を誇ったヒップホップ集団、ジュース・クルーの中でもひと際ハードコアなラッパーとして知られるクール・G・ラップ。技巧に富んだ韻の踏み方、マフィア小説のようなリリックといったそのスタイルで一線を画し、ノトーリアス・B.I.G.、ナズ、ジェイ・Zなど、東海岸を中心に後進のラッパーたちに与えた影響はきわめて大きい。

「ラッパーから尊敬されるラッパー」として神格化される一方で、今なお現役のMCであるクール・G・ラップは、2013年にはネクロと共にゴッドファーザーズというデュオとして『Once Upon A Crime』しているほか、ゴーストフェイス・キラーの2014年作『36 Seasons』を始め客演仕事もこなすなど活動を続けているが、2011年に発表した『Riches, Royalty, Respect』以来のソロ・アルバムとなる『Return Of The Don』がついに完成した。

全11曲となる『Return Of The Don』は、これまでゴーストフェイスやレイクウォン、ショーン・プライスらの楽曲を手がけてきたトロントのプロデューサーで、クール・G・ラップとも2008年のEP『Half A Klip』で組んだことのあるモスが全曲をプロデュース。一方で、ほぼ全曲にゲストが迎えられた作品となっているが、エミネムのShady Recordsによるインターネット・ラジオ番組『Shade45』で先日語ったところによると、前作『Riches, Royalty, Respect』以降に作り続けてきた楽曲をまとめたような形になっているとのことで、長い時間をかけて作られたアルバムとなるようだ。

ゲストには、レイクウォン、N.O.R.E.、M.O.Pのリル・フェイム、シーク・ルーチ、コーメガ、ターミノロジー、サイゴン、また2015年に43歳の若さで亡くなったショーン・プライスらニューヨーク勢を中心に、フリーウェイ、クルキッド・アイ改めキング・クルキッド、さらには今年3月にエミネム率いるShadyとの契約が発表されたウェストサイド・ガンとコンウェイ・ザ・マシーンの兄弟といった若手まで、多様な面子が20名近くも参加している。

今回、イントロ扱いの“Return Of The Don”を除けば、ひとりでラップする曲は実質的に“Times Up”の1曲のみとなっているが、クール・G・ラップはMass Appealのインタビューで、「今回はどの曲でもコラボレーションをするという、これまでやったことのなかったことをやってみた。なぜかというと、G・ラップが自分のスタイルを変えることなく現代のトレンドのサウンドに合わせるという、みんなにこれまでとは違う新しいものを聞かせることが狙いだったからだ」とコラボ中心になった理由を説明している。

1. Return Of The Don
2. Mack Lean (feat. Fred the Godson & AG Da Coroner)
3. Criminal Outfit (feat. N.O.R.E.)
4. Wise Guys (feat. Lil Fame & Freeway)
5. Times Up
6. Out For That Life (feat. Raekwon)
7. Capitol Hill (feat. Manolo Rose, Sheek Louch & Cormega)
8. Running (feat. Termanology & Saigon)
9. World Is Mine (feat. Crooked I, Willie the Kid & Pearl Gates)
10. Popped Off (feat. Sean Price & Ransom)
11. Rest in Peace (feat. Conway the Machine & Westside Gunn)

最終更新:6/7(水) 16:50
bmr.jp