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吉祥寺周辺で傘の貸し出しプロジェクト「吉傘」 傘のペイントイベントも /東京

6/6(火) 8:00配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 吉祥寺周辺で6月11日から、不用になったビニール傘を利用した傘の貸し出しプロジェクト「吉傘(きちかさ)」が始まる。(吉祥寺経済新聞)

傘にペイントする共通の「吉傘マーク」はキン・シオタニさんのデザイン

 アトレ吉祥寺が中心となり、中道通り商店会、ユニクロ吉祥寺店、関東バス武蔵野営業所、JR吉祥寺駅が共同で行う同プロジェクト。「吉傘」の名称は「吉祥寺の街で使える傘」の意味から付けられた。

 担当の有麻さんは「中道通りの方と『突然の雨などの時にも、街歩きが楽しめる傘があれば』と以前から話していた。駅には忘れ物の傘も多く、ビニール傘はほぼ廃棄になってしまうことも聞いていて、資源の再利用にもつながるのではと企画した」と話す。

 始動に向け吉祥寺駅のほか、参加施設で忘れ物などのビニール傘を定期的に集めてきた。6月11日にはアトレ吉祥寺で、集めた傘にペイントするイベントも開催される。「各地で行われている傘の貸し出し事業は返却率が低い。イラストを描いてもらうことで愛着が湧き、返却率の向上にもつなげられたら」と有麻さん。

 傘の一面には共通の「吉傘マーク」を描いてもらう。デザインは同市に在住のアーティスト、キン・シオタニさんが同企画に賛同し、無償で制作・提供したもので、吉祥寺の文字をイメージしたという。残りの面は自由にデザインしペイントする。

 「近隣の学校も課題活動などでペイントに協力してくれた。4~5月に当館で行った同イベントには親子連れから大人の方まで集まり、公園やゾウの『はな子』など、吉祥寺を連想させるイラストを描いてくださった」と有麻さん。「自分が描いた傘を、街中で誰かが使ってくれるという楽しみもある。使う人も、吉祥寺の思い出など個性的なイラストを楽しんでもらえるのでは」とも。

 「まずは駅の周辺で始めて少しずつ広げていきたい。吉祥寺は街のあちこちにさまざまな店や施設がある。雨の日も傘を利用して気軽に街歩きを楽しんでもらえたら」と利用を呼び掛ける。

 貸し出し場所は、アトレ吉祥寺店はなびの広場、JR吉祥寺駅南北自由通路(はなこみち)内ほか各所。ペイントイベントの開催時間は14時~、16時~で各10組(要予約)。

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