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3日ぶり助かったニャ~ 荒川沖駅、柱内部に猫挟まる

6/6(火) 7:00配信

茨城新聞クロスアイ

JR荒川沖駅(土浦市)の柱内部の隙間に子猫が入り込んで出られなくなり、5日、救出された。2日に鳴き声が確認されてから3日ぶり。この間、駅利用者には猫の姿が見えず、鳴き声だけが聞こえていた。見守っていた市民らは無事に救出されて「良かった」と胸をなで下ろした。猫は最初に通報した一人の女子高校生に引き取られた。

猫が入り込んだのは、東口駅舎の出入り口の柱。H型鋼材の四方がステンレス製の厚い板で覆われ、天井まで貫く柱内部は外側からは見えない。

関係者によると、猫は2日、駅の利用者が鳴き声を聞き、消防に通報した。市は3、4の両日、消防本部と救出を試みたが難航。5日、災害時支援協定を結ぶ同市の施設管理会社に救出を依頼した。

同社は、穴や隙間が見つからないため、ステンレス板をはがしたところ、柱の最下部で猫を発見した。H鋼と板の間にある幅5センチほどの隙間に挟まっていた。立ち会った獣医師によると、生後約1カ月ほどの雄。痩せていたが食事はでき、足の爪に軽いけがをしている程度という。

市に通報し、猫を引き取った県立茎崎高1年、山宮信矢加(まやか)さん(15)は「ずっと鳴いてかわいそうだったので何とかしたかった。勇気がある猫なので勇ちゃんと名付けて大事に育てたい」と話した。

駅舎を管理する市公園街路課は、猫の侵入箇所を探し、ネットをかぶせるなどの対策を取るとしている。 

(綿引正雄)

茨城新聞社

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