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【台湾】グミ、HTCとスタートアップ支援でMOU

6/6(火) 11:30配信

NNA

 モバイルオンラインゲームの開発・運営を手掛けるgumi(東京都新宿区、グミ)はこのほど、連結子会社のTokyo VR Startups(TVS)が台湾のスマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)と仮想現実(VR)のスタートアップ支援に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。両社は協力してVR・拡張現実(AR)産業の成長促進を目指す。
 TVSは2015年11月の設立で、16年1月から日本初のVRに特化したインキュベーションプログラムを開始した。同社取締役の新清士氏によると、「日本にもVRの開発に関わっている人はいるが、事業化できている人は少ない。腰を据えてVR開発に注力できる環境を提供したい」とTVSの設立を決めたという。
 同社はVR関連のスタートアップに対し、資金提供やワーキングスペースの貸与、バックオフィスサポートなどの支援を行う。1ターム6カ月間として1社当たり500万~1,000万円の資金提供を行うプログラムを行っており、これまでに8社の支援を手掛けた。6月からHTCの支援を受け、第3期のプログラムを開始。新たに5社に資金提供を行う計画だ。
 一方、HTCも16年4月にVR関連のスタートアップ支援プログラム「Vive X」を発表し、総額1億米ドル(約110億円)におよぶ資金面でのサポートのほか、ノウハウ共有など総合的な支援を展開し、世界的なVR事業の拡大に力を入れている。
 HTCにとって、Vive Xで日本のインキュベーションプログラムと提携するのはTVSが初めて。言語面で日本市場は壁があったが、TVSと組むことで協業を図る。今後は、HTCのVR・AR産業についての知見や経験を伝えるワークショップ、Vive Xが世界各地で開催するイベントへ、TVSの支援を受けた日本のスタートアップを送り出す予定だ。

最終更新:6/6(火) 11:30
NNA