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弘前に古民家のアンティーク雑貨店 店主自ら改装手掛ける /青森

6/6(火) 12:03配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 弘前・小栗山に5月28日、雑貨や文房具を取り扱う雑貨店「sudatsu(すだつ)」(弘前市小栗山、TEL 0172-78-1207)がオープンした。(弘前経済新聞)

雑貨やアンティーク雑貨が並ぶ店内

 古民家を活用し、古家具やLEDエジソン電球、ブリキのおもちゃなどの雑貨を約500品以上そろえる同店。店主の石川悟さんは青森市出身。アパレル業に就き、弘前市や秋田県、妻・孝子さんの実家のある福島県で生活。東日本大震災をきっかけに友人の多い弘前市へ拠点を移した。

 「古着や北欧雑貨が好きで、DIYで物作りも好きだった。『仕事をするアトリエ、やりたいことができる場所』が欲しかった」と石川さん。物件を探していた2015年の冬、知り合いの紹介で同空き家と出合い、購入を決意。築80年ほどの古民家は老朽化が進んでいたため、2016年8月から家族と共にリノベーションを行い、約半年かけて完成にこぎ着けた。

 石川さんは「傷んだ畳を剥がし、敷地内にあった物置小屋の足場を自分で解体し木材を調達。商品を陳列している部屋の床は一人で張り替えた。大変だったが、店一番のこだわりの場所」と笑顔を見せる。

 商品は、東京で開催されるフリーマーケットなどで調達。孝子さんが作った津軽こぎん刺しのペンケースやヘアゴムも並ぶ。入り口の津軽こぎん刺しののれんは孝子さんが制作。「一生懸命刺してくれた店の宝」と石川さんは誇らしげに語る。

 古民家全体では約43.8坪で、一部約10坪を店舗部分として使う。レンタルスペースとして8畳の和室2部屋を1時間1,080円で貸し出す。「店名には『モノや情報が巣立つ場所』という意味を込めた。レンタルスペースを活用してモノや情報がたくさん巣立っていってくれたらうれしい」と石川さん。

 営業時間は10時~15時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。水曜定休。

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