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【ボクシング】井上尚弥&拓真「兄弟世界王者」実現へ

6/6(火) 16:45配信

東スポWeb

“怪物”が弟に前向き思考のエールだ。昨年11月に右拳の手術を受けて実戦から遠ざかっていた元東洋太平洋スーパーフライ級王者の井上拓真(21=大橋)が、8月30日に東京・後楽園ホールで日本スーパーフライ級9位の久高寛之(32=仲里)と53・5キロ契約で復帰戦を行うことが決定した。

 約1年ぶりの試合に拓真は「試合が決まってから練習にも身が入る」と気合の表情。昨年末に決まっていた世界初挑戦となるWBO世界バンタム級タイトルマッチは負傷のため中止になった。自身も右拳を負傷し試合ができなくなった経験のある、兄でWBО世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(24=大橋)は「世界に挑戦するのは今じゃないということ。プラスに捉え練習を積んで世界一を目指していこう」と弟に声をかけ、前に進めるよう励ましたという。

 ケガを受け入れた拓真には変化があった。「以前より練習、ケガに対する意識が高くなりました」(尚弥)。以前は勢いだけで練習していたが、考え方も慎重になった。これは今後の競技生活に大いに役立つ。2階級制覇王者の兄は「ボクシングはケガと向き合うスポーツ。今は競技年齢も高くなっているし、若い時のこういう経験は今後のためにもいいんです」と断言した。

 兄の前向き思考は確実に弟にも伝わっている。「今回は1年ぶりの試合。判定でもいいので試合勘を取り戻し、しっかり勝ってほしい」(尚弥)。夢の兄弟世界王者実現へ向けて、最強の兄が見守っている。

最終更新:6/6(火) 17:09
東スポWeb

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