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【日本代表合宿】ジーコ、セレーゾから継承 大迫が輝く黄金極意

6/6(火) 16:45配信

東スポWeb

 日本代表FW大迫勇也(27=ケルン)が最強ストライカー襲名だ。ハリルジャパンは5日、ロシアW杯アジア最終予選イラク戦(13日、テヘラン)前の重要な強化の場となるキリンチャレンジカップ・シリア戦(7日、東京)に向けてメンバー全選手が集合。W杯出場権をかけた戦いが佳境を迎えるなかで、いまだ代表で実績を残せていない大迫は、かつて世界を席巻した“黄金のカルテット”からの金言で不動の地位を築く覚悟だ。

 追加招集のFW宇佐美貴史(25=アウクスブルク)を含め全26選手が集結した。練習前の円陣でバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が猛ゲキを飛ばした後、前日にJリーグの試合に出場した国内組はランニング中心のメニューで調整。戦術の確認なども非公開で実施し、約1時間汗を流した。

 最終予選の行方を占う大一番に向け緊張感が高まっているが、ハリルジャパンの命運を握るのは1トップの大迫だ。指揮官は「(ドイツで)良い試合をして素晴らしいゴールも決めた」と現在の状態を高く評価しており「大迫がここにいるのは大事だ」と攻撃のキーマンに指名した。

 とはいえW杯最終予選で起用されたのは昨年11月のサウジアラビア戦と3月のUAE戦の2試合でいずれも無得点。まだ完全にレギュラーを勝ち取ったとは言えない状況だ。大迫も「まだまだこれじゃ物足りなさが出てきた。ゴールは常に狙っているし、ピッチでしっかりと結果を出さないといけない」とゴール量産を強く意識している。

 ストライカーとして結果を示すには何が必要なのか。自問自答するなかで行き着いたのは古巣の鹿島で活躍していたレジェンドの言葉。“サッカーの神様”と言われた元ブラジル代表MFで日本代表監督を務めたジーコ氏(64)とは鹿島所属時に何度も顔を合わせ、同MFトニーニョ・セレーゾ氏(62)には監督として指導を受けた。大迫は「ミーティングなども含めて、本当にいろいろなことを教えてもらった。特に印象に残っているのは『常にゴールに対しての意識を持って見とけよ』ということかな」と語る。

 ジーコ氏とセレーゾ氏といえば、1980年代のブラジル代表でパウロ・ロベルト・ファルカン氏(63)、ソクラテス氏(享年57)と組んだ中盤が“黄金のカルテット”と呼ばれ、世界を驚かせた大スターだ。大迫はそんなレジェンドから、国を代表する戦士としての心構えや勝負を決めるゴールの重要性などを叩き込まれた。その貴重な極意を今後の戦いで体現しようとしているのだ。

 ドイツでは高い評価を受ける大迫も日本代表ではまだ実績は残せていない。世界的なスター選手からの金言を生かし“ハンパない”ゴールで日本を6大会連続のW杯出場に導けるか。

最終更新:6/6(火) 17:08
東スポWeb