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みまひな、見えた勝利の糸口「差は縮まっている」女子複16年ぶり銅

6/6(火) 6:04配信

スポーツ報知

◆世界卓球 第8日 ▽女子ダブルス準決勝 伊藤、早田1―4丁寧、劉詩ブン(5日・ドイツ・デュッセルドルフ)

 【デュッセルドルフ(ドイツ)5日=林直史】女子ダブルス準決勝で、伊藤美誠(16)=スターツ=、早田ひな(16)=福岡・希望が丘高=組はシングルス世界ランク1、2位の丁寧、劉詩ブン(中国)組に1―4で敗れた。日本人ペアでは1971年名古屋大会の平野美恵子、阪本礼子組以来46年ぶりの決勝進出は果たせなかったが、3位決定戦がないため16年ぶりの銅メダルを獲得した。

 最後の希望「みまひな」も中国の壁にはね返された。世界トップ2が組んだペアから第4ゲームを11―6で奪い、ラリー戦も互角に打ち合う意地を見せたが、勝負どころで決めきれない。日本人ペアでは46年ぶりの決勝進出を逃し、伊藤は「結成4か月でここまで来られたので、自分たちはちょっとすごいかなと思う。でも、まだまだ上にいけるチャンスはあった」と悔しさをにじませた。

 日本は今大会で金1、銀1、銅3と5つのメダルを獲得した。個人戦では前回の2個を上回り、1975年大会で6個を獲得して以来42年ぶりの躍進。一方でドイツ選手との国際ペアで臨んできた混合ダブルスを除き、世界最強の中国に1勝もできなかった。だが、選手は「差が縮まっている」と口をそろえる。伊藤も「中国の壁は厚いって言われてますけど、あとちょっとでチャンスがある」と言い切った。

 試合を通じ、打倒・中国への糸口も見えた。伊藤は「軽く浮いたボールをミスしたりとか、中国選手だから全部がうまいわけじゃない。隙はあった」と分析。初出場の早田も「相手がほえてきている感じがあったけど、負けじとほえ返してやろう!というくらいの気持ちでいけた」と気迫では負けなかった。

 4か月で16年ぶりの銅メダルに輝いた右の伊藤の変化、左の早田の強打のコンビネーションは世界に通用することを証明した。同学年の平野もシングルスで48年ぶりの銅メダルを獲得。早田は「ここを通過点として、3人で切磋琢磨(せっさたくま)して成長したい」と力を込めた。中国への苦手意識を持たない高2トリオが、東京五輪へ日本を引っ張っていく。

最終更新:6/6(火) 6:04
スポーツ報知