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豪中銀、政策金利を1.50%に据え置き 明るい見通し示す

6/6(火) 13:57配信

ロイター

[シドニー 6日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は6日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くことを決定した。据え置きは10カ月連続。

ロイター調査によると、エコノミスト55人のうち53人が据え置きを予想していた。

中銀は第1・四半期の成長率が予想以上に鈍化した可能性に言及する一方、「経済成長率は今後数年間で緩やかに上昇し、3%を若干上回る水準に達することが引き続き予想される」とし、景気の先行きについて明るい見通しを示した。

こうした見通しを受け、豪ドル/米ドル<AUD=D4>は5日に付けた10日ぶり高値の0.75米ドルに迫る水準に上昇した。

ナショナル・オーストラリア銀行のエコノミスト、タパス・ストリックランド氏は「声明はかなり中立的な内容だ」と指摘し、「RBAはGDPの減速を一時的なものとしてさほど重要視しないだろう。労働市場に改善の兆しが見られるまで、据え置きが続くと予想する」と述べた。

金利先物市場<0#YIB:>が示す年内利下げの確率は20%にとどまっている。

RBAは声明で、数年にわたり落ち込んでいた鉱業投資の底入れや、鉄鉱石や石炭の価格回復などに言及した。

労働市場については「まちまち」とし、雇用の伸びが堅調に推移する一方、労働時間の伸びは依然として鈍く、不完全雇用はなお高水準との見方を示した。

*内容を追加しました。

最終更新:6/9(金) 17:08
ロイター