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里見浩太朗、弟分・松方弘樹さん偲ぶ「もう一度、ただただ会いたかった」

6/6(火) 17:03配信

スポーツ報知

 今年1月21日に脳リンパ腫のため亡くなった俳優・松方弘樹(本名・目黒浩樹=めぐろ・こうじゅ)さん(享年74)を偲ぶ会が6日、東京・芝公園の東京プリンスホテルで営まれた。

 松方さんが東映からデビューした1960年(昭和35年)からの先輩で盟友的存在の俳優・里見浩太朗(80)は「京都の東映撮影所でずっと(同じ)釜の飯を食べた。弘樹ちゃんはずっと感情豊かな青年。死ぬまで青年だったかも」と振り返った。

 「俳優としては僕の方が5年先輩だったけど、私生活では、いろんなところで弘樹ちゃんの方が先輩だったかも。私生活では兄貴だった。女性関係でも、どっちに行ったらいいか悩んだ生活だったとも思うけど、悩みなんて全く持ってない顔している。それが弘樹ちゃんのいいところだった」と里見は話した。

 最後に電話で話したのが、昨年の初め。「弘樹ちゃんが(映画で)武芸帳やりたいって。先輩出て下さい、(徳川)家光やって下さいって。弘樹ちゃんに家光は若殿様だよって言ったら、いいんです。年寄りばかりでやりたいからって」と明かし、「あんた、俳優よりプロデユーサーだなって言ったら、いや、俳優やりたいって言ってましたね」と続けた。

 昨年11月、里見は松方さんが入院していた病院の耳鼻科を受診。松方さんが入院していることを知っていたため、病院関係者に面会を依頼したという。「会えるかなと思ったけど、入室できませんと言われました」と振り返ると、「会いたかったなあ。一見、怖そうな俳優だけど、ニヤッと笑った顔がかわいくて…。(東映時代から)毎日、顔を合わせていたから」とポツリとつぶやいた。

 最後に「もう一度、ただただ会いたかった。その気持ちだけです」と、もう一度続けた。

最終更新:6/6(火) 17:52
スポーツ報知