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【こちら日高支局です・古谷剛彦】場内大興奮のコリアンダービー

6/7(水) 7:03配信

スポーツ報知

 今回は韓国の話題を。5月14日に「第20回コリアンダービー」がソウル競馬場で行われ、15日と16日は済州でトレーニングセールを見学した。コリアンダービーは10頭立てと少頭数での争いとなったが、競馬場のいたる場所や映像で「KOREAN DERBY」のロゴが見受けられ、例年のダービーデー以上に主催者が盛り上げようとの思いを感じた。

 昨年の2歳チャンピオンで、母の父がリンドシェーバーと日本ゆかりの血統背景を持つファイナルボス(牡、父メニフィ)が、道中最後方から直線では外ラチ沿いを走って豪快に差し切り、世代頂点に立った。ゴール前で写真を撮っていたが、何か外から来ている気配を感じていたが、まさか外ラチ沿いから追い込んでくるとは夢にも思わず、ソウル所属馬が勝ったこともあるが、場内は大歓声と興奮に包まれた。

 トレーニングセールは、初日が公開調教、2日目にセリという日程。最高価格は、リハーサルの調教で1F11秒34の一番時計をマークし、当日の公開調教でも1F11秒16を楽にマークしたマンモスの15(牝、父ロックハードテン)が、2億400ウォン(約2040万円)でトーマス・リー氏が落札した。2億ウォンを超える馬が出た時には、場内から拍手も起こった。貨幣価値の違いはあれど、2億という数字は、地元の人たちのインパクトも与えたということだろう。

 ダービー馬を送り出したメニフィ産駒は、韓国のサンデーサイレンス的な存在で、安定した高額取引馬が出た。2番目に高い1億9100万ウォン(約1910万円)で落札されたスティルゴールデンの15(牡、父メニフィ)は、芦毛で均整の取れた好馬体に、私自身も目を奪われた。

 韓国のセリは、年間8回あるが、2歳トレーニングセールは9月にもあるとのこと。この時は1歳とのミックス開催のようで、これも時間が取れれば見てみたいと思った。(古谷剛彦=競馬ライター)

最終更新:6/7(水) 7:03
スポーツ報知

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